太鼓学園の日々その1 (ページ10)

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5話「始祖の竜対終焉の鬼」ページ10

そして掃除の時間がやってきた。

〆ドレー：この学校ては掃除の時間を自問の時間、つまり自らに問い自らを磨く時間として活動する。1年生は体育かんで先生の講弁を聞いた後各自自分の教室を掃除してもらう。それでは活動始め。

1-B教室にて

画竜：くそ～、負けた。

真・画竜：チャンバラで俺に敵う奴なんている訳ない。

夜桜：あんたら掃除の時間でしょ。清掃会員の画竜までふざけて。百花、ちゃんと注意してよね。あんたがちゃんとしないとあの2人すぐふざけるから。

風雲：真・画竜が統率会員にならなくてよかった。

百鬼：風雲、このクラスでは夜桜の方が強いんじゃないか。

風雲：たしかに。

そんなこんなで帰りの学活の時間となった。

燎原：…っと連絡はこんなものか。あと画竜兄弟は学活終わったら職員室に来い。それではさようなら。

全員：さようなら。

真・画竜：多分説教になりそうだ。屋上で待っててくれ、百鬼。

百鬼：了解。

百鬼夜が屋上で待つこと15分

真・画竜：おーい、待たせたな。

百鬼：画竜も観戦に来たか。タベルナがポップコーンとジュース持って来てくれたから観客席もバッチリだ。

画竜：ありがとなタベルナって観客多いな。

観客席にはタベルナ、黒船、戦国、風雲、夜桜、紫薔薇、サバの7人がいた。しかもサバの前の机にはゴングが置いてあった。

画竜：そのゴングどこから持ってきた。

サバ：家からだ。

夜桜：よくそんな物家にあったわね。

風雲：ていうかそろそろ始まるんじゃねーか。

真・画竜：よしこれで準備運動も完了だ。そろそろ始めるか。

百鬼：戦う前に1つ質問させてくれ。

真・画竜：いいけど。

百鬼：お前は何故俺がクラスに入ったとき勝負を申し込んだのか。頂点から降りるリスクを背負うのに。

真・画竜：俺より強いかもしれない奴がいる状態の頂点はスッキリしないからな。

百鬼：そうか、ならその気持ち良い頂点とやらをこの「終焉の鬼」こと百鬼夜行が手に入れてやる。

真・画竜：この「始祖の竜」こと真・画竜点睛が頂点を守り抜いてやる。

サバ：これより始祖の竜対終焉の鬼の戦いを始める。用意、始め!