太鼓学園の日々その1 (ページ6)

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1話「終焉の鬼」ページ6

真・画竜：あ～つまんねー。もっと強い奴と戦いてーな。スリルが足りねー。

夜桜：だらけてないの。ほら先生来たわよ。

燎原：学校始まってさっそくだが転校生を紹介する。彼は親の都合でこっちに来るのが遅れたという訳だ。入って百鬼君。

百鬼：はじめまして百鬼夜行です。ホラー系のことが好きです。不慣れな事もありますが宜しくお願いします。

教室は静かになった。百鬼夜行がホラー系のことが好きだったからではない。真・画竜と対等な力を持っているよう感じられたからだ。そして真・画竜は目を輝かせていた。

夜桜：あんたまさか…。

真・画竜：よし、百鬼。放課後屋上で勝負だ。

百鬼：良いですよ。小学生の頃は「終焉の鬼」の通り名をもち恐れられていました。ここに来て最初の思い出はこのクラスの王を討つことになりそうですね。まあ、楽しみましょう。

燎原：真・画竜、百鬼、私情は後にしてくれ。皆、彼は「終焉の鬼」の通り名を持つが問題を起こしたことはない。普通に接してやってくれ。

そして何事もなく1、2時間目が過ぎ、休み時間となった。

サバ：おい、真・画竜。1-Bに転校生が来たらしいがどんな奴だ。

真・画竜：なん強そうな感じだったな。放課後にやる1-Bの王者決定戦での俺の相手だ

サバ：おい、名前ぐらいちゃんと教えろよ。

真・画竜：あー悪い悪い。

サバ：(全然悪く思ってないだろ。)

真・画竜:奴は「終焉の鬼」の通り名を持つ百鬼夜行って名前の奴だ。

サバ：お前もなんか通り名あったよな。

真・画竜：俺は「始祖の竜」って通り名があったな。まあ、負ける気がしねぇな。なんたって1-B最強のの俺が相手をするんだ。

サバ：お前が負けたら俺が仇を討ってやるから安心しな。

真・画竜：お前が討つ仇なんて作らないけどな。

サバ：(フラグ立った。)

一方その頃百鬼夜行の方では

百鬼：真・画竜ってどんな人ですか。

風雲：戦闘狂って感じかな。まあ普段は優しいから安心しとけ。

黒船：でも戦いになると怖いよな。裏持ってるし。

戦国：あのときは俺ら３人でも敵わなかったし。

百鬼：あの、裏って何ですか。

風雲：裏っていうのは譜面が強化されたり譜面の系統がかわったりするもの、つまり覚醒みたいなものさ。あと、俺らが持ってる譜面分岐とは違うからな。

戦国：そういえば風の噂で聞いたんだけど夜桜も裏持ってるらしいぜ。しかもこのクラス唯一の☆10だとか。

黒船：えっ、嘘だろ。

戦国：まあ噂だ噂。気にするな。

風雲：一応夜桜怒らせるのは止めておこう。

黒船、戦国、百鬼：うん。