太鼓学園の日々その1 (ページ21)

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16話「理由、そして波乱の予感」ページ21

そして再び夕方、ミンティアは弩蚊と話していた。

ミンティア：どうして私じゃ駄目なの。

弩蚊：どうしても断れなかった。あいつの裏には不良が付いてるんだ。

ミンティア：なんで今になってずるい事言うの。なんで今になって涙が出るの。

弩蚊：やっぱり悲しい…。

ミンティアは闇の魔と不良のことは信じていなかった。

ミンティア：(彼と私の時間が狂ってたのでしょう。)

弩蚊：ごめん。

ミンティア：でも最後に聞かせて。もしあの子と別れたら、また付きあってくれる。

弩蚊：もちろん。

それ以来ミンティアは弩蚊と話していない。そしてそのまま別々になってしまった。

ミンティア：って訳なんです。

青薔薇：破滅のムカつくな。

赤薔薇：あんたも破滅でしょ。

青薔薇：えっ。

白薔薇：じゃあ青薔薇の日本語訳は。

青薔薇：青薔薇の破め…あ。

赤薔薇：ほら。

白薔薇：すねるなよ、青薔薇。

青薔薇：すねてないよ。

黒薔薇：もしかしたら、僕達とも因縁ができるかもしませんね。

紫薔薇：そうしたら俺とサバ、北埼玉、あと燎原先生と〆ドレー先生にまかせろ。

白薔薇：そこらへんが安定択だよな。

赤薔薇：ここらへんでお開きとしましょう。

黒薔薇：それで良いと思います。

ミンティア：ではさようなら。

翌朝、1-Aにて

〆ドレー：朝はこれから体育館で集会がある。各自体育館に集合だ。

全員：はい。

埼玉：なんの集会だろうな。

北埼玉：さて、何だろうな。

十露盤：おそらく来月の太鼓大会の事じゃないですか。

北埼玉：楽しみだな。

一同が体育館に集まった。それと同時に知らない曲が沢山入ってきた。

夜桜：先生、彼らは。

燎原：それをいまから説明する。

ミントの涙完