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忠義side
オトンが目を覚ましたあの日から数日が経ち、俺は起き上がれるまでに回復した。このままいけば来週には退院出来るって。
オトンはまだ安静が続いとって、退院するのはもう少し先みたい…。
やからそれまで、横山くんとかヤスとかマルちゃんが交代で家に泊まりに来てくれてることになった。
…ｺﾝｺﾝ
…ｶﾞﾗｯ
忠義「…オトン」
信五「…おぉ、たつ、来てくれたん。
ちゃんと誰かに言うてから来たんやろな？」
忠義「言うてきたわ…うっさいな…」
信五「ならええねん。ありがとうな^^」
忠義「…別に」
オトンのお見舞いするなんて何か変な感じ…普段は逆やから、慣れへんわ…。
信五「だいぶ良くなっとるらしいからな、もう少したつには辛い思いさせてまうけど、頑張ってくれるか？」
忠義「…」
その問いかけに思わず床を見つめた。やって今回のそもそもの原因は俺。オトンに辛い思いさせてしまったんは俺やもん…。
信五「…すまんな…^^」
そんな俺の様子にオトンは優しく微笑みながら、大きくて温かい手を俺の頭に乗っけた。
今や…言うなら今しかない…
忠義「…あのっ…」
信五「…ん？」
忠義「…えとっ…
…ほんまにごめんなさい！俺のせいで色々迷惑掛けて…辛い思いしたんはオトンやのに…ほんまに…っ…
でも言えへんくて…ずっとずっと言わなって思っててんけどっ…ｸﾞｽﾞｯ…
ほんま…ごめんなさい…っ…ｸﾞｽﾞｯ…」
…ギュッ
…！！
信五「…もうええ…もうええねんそんなん…お前が無事に生きとってくれたんなら十分やがな…(笑)
…それに無意識やってん。
気づいたら身体が先に動いてお前を庇ってた。俺がやりたくて勝手にやったんやから、気にせんとき？」
忠義「でも…でもっ…ｸﾞｽﾞｯ…
…オトンが死んでしまうんやないかって俺…怖くて…怖くてぇ…(涙)」
信五「…アホ言え！たつ残していけるわけないやろ(笑)
…ほんまにお前は…(笑)」
そう言うてワシャワシャッと雑に頭を撫でたあと、棚からタオルを取り出して俺の涙やら鼻水やらを拭きながらオトンは笑っとった。
忠義「…んっ…ｸﾞｽﾞｯ…」
あの日からずっと"ごめんなさい"の一言が言えへんくてしんどかってん…やから言えて少しは心が軽くなった、気がした。
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ちほ - はじめまして。早く、話しの続き読みたいです。 (4月19日 20時) (
レス) id: cb418a824e (このIDを非表示/違反報告)
Yunn(プロフ) - お菓子コアラさん» かしこまりました！ (4月8日 1時) (レス) id: 7b0a1d18ce (このIDを非表示/違反報告)
お菓子コアラ - 特にないです！お任せしてもよろしいですか？ (4月8日 0時) (レス) @page14 id: c97ee01b87 (このIDを非表示/違反報告)
Yunn(プロフ) - お菓子コアラさん» リクエストありがとうございます☺️入院内容などリクエストはありますか？上手く書けるか分かりませんが、書かせていただきますね☺️ (3月29日 21時) (レス) id: 7b0a1d18ce (このIDを非表示/違反報告)
お菓子コアラ - 忠義くんがギョウ虫検査をして異常が見つかり入院する話が見たいです (3月29日 0時) (レス) id: c97ee01b87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yunn x他1人 | 作成日時：2024年1月5日 13時
