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侯隆side
侯隆｢しんどいなぁ…｣
苦しそうに肩で呼吸をするたつの背中をさすりながら、気休めやけど冷えピタを貼り替える…。
忠義｢…ﾊｧ…ﾊｧ…｣
昼過ぎから熱が上がってきてもうて、解熱剤の座薬入れたんやけどまだ効いてこん…。
おしっこ出したらなアカンな…利尿剤の点滴するか…。
侯隆｢たつー？ちょっと利尿剤の点滴するから腕貸してな？｣
忠義｢ﾊｧ、ﾊｧ…点滴？…嫌やっ…｣
侯隆｢おしっこ出したら身体も楽になるからな？｣
抵抗する体力は残ってへんから、”嫌や”って呟くだけのたつ…逆にそれが辛いわ…。
侯隆｢消毒するなから冷たいで？…よし。
そしたらチクッとするけど、危ないから動かんといてな？留置針やからちょお針太いで？…｣
…ｷﾞｭｯ
たつが目を瞑ったのを見て、点滴の針をさした。
忠義｢…んっ！…っ！…｣
侯隆｢痛いな…っ…ごめんなっ……おし、入ったからな。｣
ルートを確保して点滴を繋ぎ、薬が落ちてくるのを確認。ベッドサイドに座り、たつの頭を撫でた。
忠義｢…ｸﾞｽﾞｯ…｣
侯隆｢しんどいなぁ…｣
忠義｢…まだ…っ…？…ｸﾞｽﾞｯ…｣
侯隆｢ん？｣
忠義｢…オトン…ｸﾞｽﾞｯ…｣
侯隆｢…明日には帰ってくるから、今日は俺と頑張ろ？｣
ついに我慢の限界が来てもうたか…。
ヒナのことを求めてる…相当しんどいんよな…。
忠義｢うっ…っ…(涙)｣
侯隆｢…電話するか？｣
電話したら落ち着くんか…はたまた余計にしんどくなるんか…ある意味賭けではある。
もしかしたらヒナの方がアレかも知らんけど(苦笑)
忠義｢…んっ…｣
侯隆｢おん、分かった。｣
なんか…入院しとった小さい頃を思い出す…。
とりあえず電話をかけてみる。時間的に出るかは微妙やけど…
……
アカン、やっぱ出んわ…。
侯隆｢…たつ？今まだヒナ仕事中やからもう少し待ってような？今電話したから仕事終わったら掛けてくれると思うで？｣
忠義｢……っ…｣
小さい頃みたいに泣きじゃくることはさすがにないけど、タオルに顔を埋めて耐えとるたつ…頭をただただ撫で続けた…。
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Yunn(プロフ) - ろろんさん» リクエストありがとうございます！詳しい設定などありましたらよろしくお願いいたします！ (6月18日 23時) (
レス) id: 7b0a1d18ce (このIDを非表示/違反報告)
ろろん(プロフ) - 息子が生まれた日のことを思い出すようなお話を書いてほしいです。 (6月18日 23時) (レス) id: 3b2986ddcf (このIDを非表示/違反報告)
ろろん(プロフ) - リクエストです！ (6月18日 23時) (レス) id: 3b2986ddcf (このIDを非表示/違反報告)
Yunn(プロフ) - くらりぃさん» かしこまりした。他に追加などありましたら遠慮なく言ってください☺️ (6月18日 22時) (レス) id: 7b0a1d18ce (このIDを非表示/違反報告)
くらりぃ(プロフ) - ありがとうございます！1つだけ入れて欲しいシーンがあるのですが、精神的に参ってしまって失禁してしまうというシーンを入れて欲しいです。よろしくお願いします。 (6月18日 22時) (レス) id: 1de785242e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yunn | 作成日時：2023年5月28日 14時
