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俺らに…というか、阿部ちゃんにあからさまに恐怖を抱いていた青眼と青眼の意見に反論しない赤眼はそのままの流れ、というかほぼ強制的に第九係に加入することになって次の日には引っ越し作業が行われた。
第九係は秘密部署だから警視庁の本部にデスクはない。
けれど情報漏洩や緊急事態に備えて上層部から指定された一軒家に住むことが命じられている。
この2人が来るまでは俺と阿部ちゃんだけでここに住んでいたことを考えるとなかなか部屋の無駄遣い感が強かったから埋まることに多少なりとも嬉しさを覚えたのは俺だけじゃないはず。
家賃も浮くし、申請すれば設備費もだいぶ補償してくれるから仕事内容が特殊ってことだけを除けばだいぶ楽な暮らしなんだ。
ab「でも結局2人とも素直だよね。
麻酔銃に能力抑える効力なんてないのに正直俺の言葉だけで信じるとは思わなかったよ」
引っ越し作業を終え、4人で出前のラーメンを食べている最中、阿部ちゃんが口を開く。
突然の暴露に青眼もとい翔太と赤眼もとい舘さん、そして勿論俺も目を丸くしたわけだけど。
＊
共同生活が続いていくと見えてきたのは翔太と舘さんの性格の良さ。
本当に前職が殺し屋だったのかってくらい根がいい人達だから、互いの性格が見えてくる頃にはそれぞれがそれぞれを信頼するくらいにまで仲が深まった。
話を聞いていけば出会う前の推測通り2人とも能力者で、舘さんは炎が操れて、翔太は水や氷といった水分に関するものを操れる能力を持つんだとか。
だから瞳が赤と青なのか。
fk「でも、阿部ちゃんが言ってた通り2人のことここに入れて正解だったかもしれないね」
ab「ふっかにそう言ってもらえてよかったよ。
生活レベルの上昇は予想していなかったけどね」
fk「いやそれな、舘さんの料理マジ最高」
そう。2人でここにいたときは料理はあまりしない組み合わせだったから外食生活が中心だった。
そのことを知った翔太が
『え、それなら涼太が作ればいいじゃん』
なんて言い出したものだからそこで舘さんの料理スキルが判明、料理担当になってくれたから食費食生活諸共改善されることになって。
＿＿＿なんやかんや、楽しいシェアハウス生活を送っています
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藤菜(プロフ) - あべさく最高！♪ヽ(*´∀｀)ﾉ (2020年9月29日 22時) (
レス) id: f78a68b7f1 (このIDを非表示/違反報告)
紗絢(プロフ) - るむぽさん» るむぽさん、コメントとご指摘ありがとうございます！誤変換については私も読み直した際に気づきましたので本日の投稿時に訂正させていただきました。読みづらくしてしまい申し訳ありません。ぜひ今後もSIT-9をよろしくお願いいたします(^^) (2020年9月25日 21時) (レス) id: 76dfa23ffd (このIDを非表示/違反報告)
紗絢(プロフ) - 藤菜さん» 藤菜さん初めまして！コメントありがとうございます。褒めていただきとても嬉しいです！Episode2はあべさくメインで書き進めているので章末、そして今後もお付き合いいただけたら幸いです(^^) (2020年9月25日 20時) (レス) id: 76dfa23ffd (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - とても素敵な作品でつい読みいってしまいました^^ところで37ﾍﾟｰｼﾞ？のところが「形態」となっていますが「携帯」ではないでしょうか？わざとでしたらすみません。更新頑張ってください。応援しています^^ (2020年9月25日 18時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
藤菜(プロフ) - 初めまして！佐久間大好き！あべさくコンビも大好きです！この小説とても面白いですね！頑張ってください！応援してます！ (2020年9月24日 17時) (レス) id: f78a68b7f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗絢
| 作成日時：2020年9月10日 18時
