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染め終わると、見たこともない色になっていた。
目黒「すげー似合ってる。」
「ほんとに？なんか、見慣れなさすぎてさ。」
目黒「大丈夫、綺麗だよ。」
蓮はめちゃくちゃ恥ずかしいようなセリフも普通に言うし、真っ直ぐ見つめてくるから、いつも戸惑ってしまう。
目黒「ラウールに写真送んないとだから、撮ろ。」
インカムで2人で写真を撮ってラウールに送った。
ラウ『めっちゃ可愛い！明日まで他のメンバーに見せちゃダメだからね！！！』
目黒「腹減ってない？」
「空いた〜」
目黒「飯でも行く？」
「行く！」
目黒「A、その髪明日までファンにも見られない方がいいだろ、帽子買おう。」
私の帽子を買うはずが、蓮も同じものを、しかも買ってくれた。
目黒「はい、お揃い。」
「えぇ…」
目黒「なに、不満？」
「康二に嫉妬される…」
目黒「良いじゃん、俺は嬉しい。」
「なんでよ。」
近くの個室のあるイタリアンに入った。
なんだか元気がない蓮。
「なんかあった？」
目黒「え？」
「元気ないじゃん。」
目黒「…8月8日が日に日に迫ってきてて、宇宙SIXを抜けることはメンバーには伝えてあるんだけど、」
「…そっか。」
目黒「ごめんな、せっかく一緒に飯食ってるのに。暗い話して。」
「暗い話じゃないよ、大事な話だよ。」
目黒「そう、かな。」
「もっといっぱい聞かせてほしい。」
蓮は少し寂しそうだけど、嬉しそうにグループの結成の時話から、メンバー一人一人についてたくさん話してくれた。
最後に蓮は言った。
目黒「宇宙は俺を作ってくれた場所だから。」
「うん、そうだね。」
目黒「聞いてくれて、ありがとう。Aになら話せると思ったんだ。」
「こちらこそ、話してくれてありがとうだよ。」
お店を出ると、蓮は私の頭を帽子の上から優しく撫でた。
ふと、視線を感じた。
視線のした方を見ると少し慌てた様子でいなくなる人影。
「あ、写真撮られたかも。」
目黒「え？」
「私って分かってないのかもしれない。」
目黒「まじで？」
とりあえずマネージャーに連絡したら、こんな時間まで外で歩くなって怒られちゃった。
目黒「とりあえず、明日のMCで言う？」
「なにを？」
目黒「俺ら週刊誌にとられたかもって。」
蓮からのまさかの提案に吹き出してしまった。
「あはは！それ斬新すぎる笑」
目黒「ほら、Aだけ俺のこと蓮って呼ぶからファンの間でも噂になってたし。
「照に怒られそうだけど笑」
続く (更新停止中)
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snow914(プロフ) - 詩乃さん» 詩乃さんコメントありがとうございます！とっても嬉しいです！！好きになっちゃいますよねぇ！！（誰）これからも楽しんでもらえるように頑張りますね！ (2020年9月16日 13時) (
レス) id: f6cadd7959 (このIDを非表示/違反報告)
詩乃(プロフ) - はじめまして！楽しく拝読しています。MUSE制度、儚くて切ないですね…。色々想像してしまいました。好きになっちゃいますよねぇ(誰)これからも楽しみにしています！ (2020年9月16日 3時) (レス) id: e6f055e37f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：snow914 | 作成日時：2020年9月15日 19時
