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阿部「本気でもらうよ？」
康二「え？」
阿部「お前の特別な人なんじゃねーの？」
深澤「ちょっと阿部ちゃん」
康二「俺はAに依存しすぎてるから…」
阿部「Aもお前にしてるだろ、急に突き離したら、傷付くだろ」
深澤「康二は将来の事も考えてて、」
阿部「ふっかうるさい、黙ってて。
将来の事はそうなったとき考えれば良いだろ。
今しか一緒に居れないなら、なおさら避けてんじゃねーよ」
康二「…ごめん」
康二は店を出て行った。
阿部「ふぅ…」
深澤「治安悪い阿部久しぶりに見た」
阿部「寂しそうだったんだよ、すごく」
深澤「そっか」
阿部「よっぽど俺が抱きしめて寝かしつけようかと思ったけど、」
深澤「は！？」
阿部「俺じゃないなと思ったわけ」
深澤「ああ…」
まぁ、布団越しに抱きしめたけど、言わないでおこう。
本当はふっかが行きたかったんだろ？と聞きたかったけど、
そんな野暮な事聞いても意味ないしな。
深澤「俺余計なこと言ったかも、康二に」
阿部「逃げ道作っといてあげるのは大事じゃない？」
深澤「何も言ってないのになんでわかるの笑」
阿部「わかるよ、大体」
何かあったときのために、と言うことでAから合鍵を預かっていた。
今これを使って良いのだろうか。
Aの部屋の前で葛藤すること15分俺は決意して鍵を開けた。
寝室に入ると、Aは眠っていた。
顔を見ると、目の横に涙の跡。
泣いたんか？
そっと枕元に腰掛ける。
「あ、阿部ちゃん？」
康二「俺やで」
「康二？なんで？ふっかさんとあれ？」
寝ぼけてるA
康二「寝ててええよ、」
「居なくならない？」
康二「ずっとおるよ」
「康二、」
康二「ん？」
「手、」
康二「ん」
差し出した手をギュッと握るA
そしてすぐ眠りについた。
何してたんやろ、俺
俺も気付いたら眠ってしまっていた。
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snow914(プロフ) - 詩乃さん» 詩乃さんコメントありがとうございます！とっても嬉しいです！！好きになっちゃいますよねぇ！！（誰）これからも楽しんでもらえるように頑張りますね！ (2020年9月16日 13時) (
レス) id: f6cadd7959 (このIDを非表示/違反報告)
詩乃(プロフ) - はじめまして！楽しく拝読しています。MUSE制度、儚くて切ないですね…。色々想像してしまいました。好きになっちゃいますよねぇ(誰)これからも楽しみにしています！ (2020年9月16日 3時) (レス) id: e6f055e37f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：snow914 | 作成日時：2020年9月15日 19時
