・（貴女Side) ページ6
『これにて、今日の撮影は以上になります。お疲れ様でした』
「ありがとうございました。皆さんお疲れ様です」
カメラマンさんはじめ、撮影に関わってくださった多くの方々に、頭を下げてお礼を伝え
楽屋に戻り、衣装から私服に着替える。
今回、表紙を飾らせていただいたのは、20〜30代向けのファッション誌。
その中に蓮の連載もあるみたいで、完成が今から楽しみだなぁ〜♪
何気に、お互いが掲載された雑誌は初めてだし、記念の一冊になること間違いなし！
とか言ってる場合じゃない…
連絡入れなきゃ…！
急いで鞄の中から携帯を取り出し、蓮のトーク画面を開く。
開けば、わんちゃんが、可愛くオッケーしてるスタンプが届いた。
「ふふっ、これモコちゃんそっくりじゃん笑」
今、終わったよ!
これから帰るね😊
あれ？
いつも直ぐ、既読つくのに、疲れて寝ちゃってるのかな？
まぁ、いっか！
忘れ物がないか確認し、楽屋を出れば…
「「あっ」」
グッドタイミングに、真正面の楽屋から出てきた俳優の渡辺翔太さん
渡辺さんと共演させてもらったことは一度もないけど、実は、同期。
「「お疲れ様」」
目が合って、互いに笑う。
渡「今、終わったとこ？」
「うん、これから帰宅するところ。今日は、ドラマ＆雑誌の撮影で疲れちゃったぁ…って
余計なことをごめんね」
渡「いいよ、愚痴ならいくらでも聞いてあげる。でもさ、こんなこと言ったらめめ…」
「え？れ…目黒さんが、どうしたの？」
あっぶな！
気の緩みで、蓮って言いそうになった。
渡「(うわっ、彼女なのに他人行儀すぎない！？こういうところは女優魂か)い…や、なんでもない。忘れて」
ス「渡辺さーん、撮影準備整ったみたいなのでお願いします！」
渡「はーい！すぐ行きます！！
…またね、気を付けて」
「お仕事前に止めちゃって、ごめんね」
申し訳なく頭を下げると、横切るかと思いきや、私の方に近づいてきて、
「めめに宜しくね、O…じゃなくて彼女さん」
耳元で甘くニヤニヤしながら囁いて
「あ、もう１つ。めめにAさんとの恋バナまた聞かせてね？て言っておいて。んじゃあ」
恥ずかしくなったのか、足早に渡辺さんは撮影現場に向かっていった。
「でもなんで。俺らの関係は、絶対に秘密にしよ？って言ったの蓮じゃなかった…」
そう呟くとマネージャーさんに呼ばれた。
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桜桃(プロフ) - 雨さん» こんにちは(*´꒳`*)雨様、はじめましてです。お返事が大変遅くなり申し訳ないです🙇♀️ ここからは、目黒さんの続きが続いていきますので、お付き合いくだされば幸いです…！コメントありがとうございました😆 (12月23日 15時) (
レス) id: 6b6429c2bb (このIDを非表示/違反報告)
雨 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 物語読みました。 目黒さんの部分続きあるんでしょうか？ 続きが気になります。 更新待ってますね。 (12月9日 3時) (レス) id: 361e8a8309 (このIDを非表示/違反報告)
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