白色に咲いた(リク) ページ22
ruside
今日は志望校の見学に来た。
家からは少し遠いから悩んでるけど、最近できたばかりだけどダンスの強豪校で偏差値も高い。
僕にとっては好条件だった。
でもまあ決めちゃう前にひとまず見学を、そう思ってやってきた。
午前中は授業をしている先輩たちの様子を見て回るんだけど、結構チャラそうな見た目の人が多くて校則の緩さを実感した。
茶髪も金髪も、おじいちゃんみたいな髪色の人もいたし、ピアス開いてる人もいてびっくりしちゃった。
それでも授業のレベルは高くて、正直何言ってるのか分からない。
三時間目の終わり、一番後ろで授業を受けていた人がダンスの大会で見た事ある人だったから声をかけてノートを見させてもらった。
とても丁寧なノートで感動した。
コメントなんかもついてて分かりやすい。
「凄く分かりやすいですね！」
「周りに比べたらまだまだだよ。ここの学校のいい所は上には上がいるところ」
そう言って微笑んだ先輩の真っ直ぐな瞳を見て、この学校に入りたいと強く思った。
それから午後の説明会に参加するために体育館に向かった。
ちょっとトイレに行っておこうと思って混んでいなかったトイレを借りた。
トイレを出て体育館に向かおうと思ったところで道が分からないことに気がついた。
結構入り組んだ方にきちゃったかも。
「あの、見学に来てる子だよね？」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 538人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
めめさく(プロフ) - リクエストです。阿部ちゃんがストーカーにあっていて、襲われそうになっていたのを上の5人が気づき助ける話とその後に8人が過保護になり送り迎えをする事になった話をお願いします。難しい感じでごめんなさい。ゆっくりでいいのでお願いします。 (2020年11月28日 15時) (
レス) id: 91efd8fb87 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - リクエストさせて頂きます！お風呂＆寝る時の順番を決めた時の話と、緑さんが酔っ払ってみんなの好きな所(営んでる時の話も。出来たらでいいんで)をみんなに話しちゃう話がみたいです！ふたつもすみません。出来たらでいいんで！いつも楽しく読ませてもらってます！ (2020年11月17日 0時) (レス) id: 322141f863 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：名岡颯貴
| 作成日時：2020年10月28日 21時
