もし、素敵帽子幹部が前世で幻影旅団の兄さんだったら？【文豪ストレイドッグス】×【hunter×hunter】

15歳の話 ‐2‐ ページ5

俺は街の中心に向かうため、坂を下っていた



そこで自 殺がなんだのと喋っている少年を見つけた

しばらくぼけーと見つめていたが、おそらくポートマフィアだろうと勘で予測し、面倒くさいことになる前にそこから離れようとしたのだが……



「おぉーーい！そこの君ーー！」


「…うわっ………最悪だ」



見つかってしまった


仕方なく振り返り、俺を呼んだであろう少年をみる


「なんのようだ………」



俺はいま心底嫌そうに顔を歪めているだろう

この抗争が激化している時期にポートマフィアと関わるのはごめんだった



「君、さっき僕達を見ていたじゃない？少し気になってさ」



少年と共にいる護衛であろう男がこちらを警戒するようにみる

「………太宰さん気をつけてください。彼はマフィア内でも名の上がっている羊の中原中也です」

その時、周りの建物の影などからマフィアの構成員であろう黒服の男達が出てき俺を囲んだ


「はぁ……おい、じいさん一つ訂正だ…俺は羊には入ってねェよ」


「そうなのかい？噂ではいくつかのマフィアの班を羊の縄張りを荒らしたという理由で落としたと聞いているのだが」



「あれはそっちが勝手に勘違いをして襲ってきやがったのが理由だ」


「へぇ、でもマフィアの班を落としたのには変わりないよね」


周りの黒服達が銃を構える



「……やンなら容赦はしねェぞ」

能力を使って足元の地面を割る




空気がピリッと張りつめた瞬間、


黒い爆発が起きた



瞬く視界の中で炎を纏った老人を見たような気がした


そして爆発音のなかで太宰と言われた少年の先代＿＿＿！という声が聞こえた

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