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堂々と、胸を張って ページ35

純白のドレスを着れるとは、あの時の私が想像出来ただろうか。

…いや、こんな幸せを掴むとは思わなかった。


SM「何笑ってるの?」

A「何でもないよ。」


告白されてから暫く、また会えなかった。

けれどちっとも淋しくなかった。

もう彼は私のもので、私の元に帰って来るって分かるから。


SM「やっぱりこのデザインが1番似合うね。」


そう、私たちの結婚式当日。

左手の薬指がキラリと光る。

鏡に反射して私たちが照らされているように思う。

彼を追っているペンカフェのマスターさんが大きな花を送ってくれた。

嬉しい。…けれどなんだかその花を見ている彼を見て妬いてしまう。

なんて欲張りな話。



静かな教会に鳴り響くのは、私たちへの祝福と足音とベル。

花とSUPER JUNIORのメンバーとチョルさんとプリマネさんとおじさん。

カメラマンがレンズ越しにこちらを見る。

取材用だという。


A「やっぱり恥ずかしいよ…」


ブーケで口元を隠して彼に囁く。


SM「堂々としてればいいよ。だってこんなに綺麗だもん。」

A「……もー………」

「あー待って待って、さっきのポーズ、もう少し!」

A「え、あ…はい……」


私ばかりが彼の方を向いていて恥ずかしいのだけど、顔を隠せているからいい…か。


SM「ふふ…」


ニヤリと笑ったかとスッとこちらへ顔を向け小さなキスをプレゼントされる。

ブーケで唇と唇は隠れているのだけれど…


A「あ……や…え………もぉ……」


キャーキャーと声が聞こえれば聞こえる程恥ずかしさで顔が紅くなる。

ブーケで顔を隠しながらこっそり彼に言ってやる。


A「オッパの…パボォ……」

こんにちは、小さな幸せ→←祝杯と影



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設定タグ:SUPERJUNIOR , superjunior , ソンミン   
作品ジャンル:恋愛
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はな(プロフ) - お疲れ様でした!!良かったー。゚(゚´Д`゚)゚。読んでいて幸せでした♪また次の作品も楽しみにしてます!! (2014年7月15日 20時) (レス) id: 3d3207eb80 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - かぼみんさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけてとても嬉しいです(o^^o)またお会い出来た時はよろしくお願いします^ ^ (2014年7月14日 23時) (レス) id: 3b0ccb8861 (このIDを非表示/違反報告)
かぼみん - SJを知り、好きになり、 イ・ソンミンさんに惚れた半年ほど前からですが、 楽しませていただきました♪ 『想いの丈がはかれたら』は終わってしまいましたが、 これからもぜひ応援させてください^ ^ (2014年7月14日 22時) (携帯から) (レス) id: 8d331c8f4b (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - はなさん» 返信が遅くなりまして申し訳ないです(´;ω;)そう言っていただけると嬉しいです!頑張れます!これからもよろしくお願いします\(^o^)/ (2014年4月4日 22時) (レス) id: 3b0ccb8861 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - ヒニムー!!さすがヒニム!!(´;Д;`)私、りーさんの書くSJ大好きです(*´ω`*) (2014年4月3日 23時) (レス) id: 3d3207eb80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りー | 作成日時:2014年3月4日 20時

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