想いの丈がはかれたら 7

最後の大一番 ページ22

花「はぁ？！迷惑かけたくないから別れたいって嘘ついただと？！」

YS「すみません、もう少しボリューム抑えていただけると嬉しいです。」


韓国に帰った僕たちは早速花さんを引き連れ報告会を開いた。

全てを話し終えた途端、唸り声をあげ突っ伏した。


花「涙返せ。」

KI「いやいやいや…」

HC「あいつは連絡しなかったんじゃねーよ、出来なかったんだよ。」

花「何それ。」

HC「ソンミンと連絡出来ないのにお前とやってたらソンミンが変に思うだろ？」

LT「別れようとか切り出しながら誤解されて嫌われたくなかったって事か。」

HC「推測だけどな。」

KI「まぁまぁ、結局全部丸く収まったんだから結果オーライだろ？」

花「まぁねー…。…嫌がらせ……無くなるかな…」


涙返せとかグチグチ言いながら、結局のところあの子の事を心配している花さん。

そういう関係性が羨ましくて仕方ないよ。


YS「あーゆーのは一過性だよ。やってる人が飽きたら終わるよ。」

花「そんなもん？」

KI「あぁ。」

花「そっか。それならいい。」

YS「ちょっと待って。」


なんで僕の言葉では信用しないでカンイナの言葉では信用するんだ！と騒ぎ出したイェソンを落ち着けてと…。


LT「さ、ここらから問題だよ。」


僕たち特別対策チームの最後の仕事をしようじゃないか。

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