目と目、手と頬 ページ33
ど、どうしよう…
ワンピースに浮かれて、眼鏡が無くて何も見えないからといって…
この近さはヤバい。
しかも、お互い見つめ合ったまま…視線を逸らす事すらできないでいる。
SM「A……」
な…そんな甘い声で呼ばないで…
尚更視線が外せない。
彼の空いている右手が私の方へ伸びてくる。
分かった。
視線が外せないんじゃない。
私が彼の瞳に囚われてるんだ。
右手の人差し指が私の目に近付く。
思わず目を閉じてしまう。
すると、目と目の間をさすられる。
SM「眼鏡の跡がついてる。」
A「え?…あ、うん。ずっとかけてるから。」
想像と違っていて拍子抜けする。
え、あ、いや別に変な想像なんてしてないけどね←
なんだ…なんて少しだけ、ホントに少しだけがっかりしたような思いで目を開く。
A「ーーー!」
彼とまた目が合う。
その、彼の目が、やっぱり想像と違う。
ピントが上手く合わないけれど、分かる。
眼鏡の跡の話をするような、そんな明るい目じゃない。
なんというか…少し怖いような。
もしかして、それは本気の目?
A「オッパ…?」
恐る恐る聞いてみた。
SM「あのね…さっき、我慢したんだ。」
その言葉を聞いて不安になる。
何を我慢させてしまったのだろうか。
SM「抱き締めるだけじゃ足りない。」
そう言って、右手で私の頬を包む。
A「え……?」
すると落ちてきたキス。
前みたいに突然じゃない。
前みたいに一瞬じゃない。
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りー(プロフ) - Yuriさん» 完徹ですか!それはまたなんだかすみません← いろいろ抱えながらも仲良くしてほしいな、なんて作者である私も思います← どんなエンドか、もう大体考えてたり考えてなかったりするんです← お楽しみに(((o(*゚▽゚*)o))) (2013年11月24日 1時) (レス) id: ba82d04eb4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - 更新お疲れさまです!全然大変ではなく話が面白いので完徹で読んじゃいました〜^∀^;いろんな小説を見てるとハッピーエンドが結構少ないですが、このソンミンには懐の大きい強い人にならないかなって思っちゃいました、ふたりには幸せになって欲しいです^-^* (2013年11月23日 23時) (レス) id: 2ed0169ccf (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - Yuriさん» コメありがとうございます!一気になんて…大変じゃ…((ガタガタ 続きもどうぞよろしくお願いします(((o(*゚▽゚*)o))) (2013年11月22日 8時) (レス) id: ba82d04eb4 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - はじめまして!一気に読ませてもらいました。続きがきになって仕方ありませんw楽しみにしてますね♪ (2013年11月22日 4時) (レス) id: 2ed0169ccf (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 姉さんさん» いつもありがとうございますpq頑張っちゃいます/// (2013年11月19日 20時) (レス) id: ba82d04eb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りー | 作成日時:2013年9月30日 19時