意図的なカフェオレ ページ44
2人で手を合わせる。
SM「잘 먹었어요〜」
A「チャル モゴッソヨ〜」
食器をキッチンに運ぶ。
スポンジを手に取った彼女を僕は止めた。
SM「食器洗いは僕にやらせて？」
A「え？大丈夫だよ。オッパは仕事行く支度があるんじゃないの？」
SM「それは平気。お願い…そのぐらいはやらないと…。」
申し訳ない…。
A「うん…分かった。ありがとう。」
スポンジを受け取り食器洗い開始。
夢中になって食器を洗っていたけれど、気付けば側に彼女がいる。
いつもは自分から寄って来る事は多くないのに。
SM「どうしたの？」
あまりにも気になって聞いてしまった。
A「なんでもないの…ただ会えた事が嬉しくて、一緒にご飯を食べれた事が嬉しくて、側にいるだけ。」
SM「……そう…。」
その一言で、僕はまた明け方の事を思い出した。
たぶん彼女は急に来た事を気にし続ける僕の事を考えて側にいるんだと思う。
でも、“待って”と彼女は夢の中で言った。
“待って”は“離れないで”という事。
“離れないで”は“側にいる”という事。
…考え過ぎかな。
けれど、今の一言が彼女的には無意識だとしても気になる。
彼女は僕が食器を洗い終わるまでずっと側にいた。
ちょこんと立っていた彼女があどけなく笑うから、僕は彼女の頭を撫でてしまう。
A「…出発するにはまだ早いね…。何か飲む？」
SM「そうだね…何がある？」
A「珈琲、紅茶、麦茶…はさっき飲んだか…あとは…」
SM「ミルクたっぷりの甘いカフェオレ…飲みたい。」
A「うん。分かった。」
カフェオレを注文したのは意図的だった。
あの日を思い出させる為。
SM「覚えてる？A」
A「え？」
カフェオレを飲みながら、何か考え込んでいた彼女に声をかける。
SM「前、カフェオレを一緒に飲んだ時の事。あの時はサンドイッチもあったけど。」
A「うん。」
A「僕の歌を聴いて泣いた事があるって話したでしょ？」
A「あぁ…うん。」
SM「その時Aは“ありがとうございます。……ソンミンオッパのおかげです。”って言ったでしょ？」
A「…うん。」
SM「その“ありがとう”の本当の意味、今聞いてもいい？」
それは結構気になっていた事。
夢の事は直接聞けない…きっと覚えていないから。
遠回りになるけれど、何か繋がるものがあるかもしれないと思って…。
彼女は目を伏せた。
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りー(プロフ) - 姉さんさん» お誕生日！！おめでとうございます^^良いお話だなんて…///ありがとうございます！県大会ファイティンです＊ (2013年9月29日 0時) (
レス) id: ba82d04eb4 (このIDを非表示/違反報告)
姉さん(プロフ) - やっぱり良いお話!!なんと今日は......私の誕生日でした(*´∇｀*)そして明日は大会です!!県大会行ってきまーす^.^ (2013年9月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 9593417351 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 姉さんさん» 夢みたいに甘いんですね…きっと…←羨ましい (2013年9月18日 19時) (レス) id: d44644df29 (このIDを非表示/違反報告)
姉さん(プロフ) - 夢みたいか...いいですね(*´∇｀*) (2013年9月18日 19時) (携帯から) (レス) id: 9593417351 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 姉さんさん» ですよねー♪わたくし、みんペンは鼻血が止まらないです← (2013年9月9日 22時) (レス) id: d44644df29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りー | 作成日時：2013年8月14日 17時
