検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:56,587 hit

プレゼント ページ14

チョルさんが待つ車に向かった。

行きとは違う、今の気持ち。

ドアを開けてくれる彼。

紳士だね、うん。

先に車に乗り込むと、座席にピンクの傘とピンクの小さな紙袋があった。

……あ、この傘!


A「私の…!」

SM「そうです。」


乗り込んできた彼が相槌をうつ。


SM「傘が無くて、大変でしたか?コレ…返します。」

A「いいえ…大丈夫ですよ。ありがとうございます。」


鞄にいつも入れていた傘だった。

彼に貸してから、無い傘を見ては彼を想った。

“ある”だけではないんだ、と知った。


SM「それから…これ、プレゼントです。」


そう言って紙袋を差し出す。


A「え?」

SM「約束したものです。何かプレゼントしたいと前に、約束しました。」


きれいに飾られた贈り物。

開けるのももったいないぐらい。

でも、中が気になるから


A「中見ていいですか?」

SM「はい!」


そっとリボンを解き、箱を開ける。


A「わぁぁ!」


ネックレスだった。

ピンクゴールドで、小さなハートがついている。


A「ありがとうございます!」

SM「喜んでくれて、嬉しいです。」


すると彼は、私の手からネックレスを取った。

そっと私の首に腕を回し…つけてくれた。

近くて、息づかいまで分かってしまう距離。


SM「似合いますね!」

A「…ありがとうございます。」

チョル「わたくしの事、見えてますか?」

「「……!」」

チョル「おいおい…誰がここまで連れて来たんだよ…。目の前で惚気ちゃってさー」

A「すみません…チョルさん、今日はありがとうございます。」

SM「さ、行きましょ!ヒョン!」


チョルさんは何か小さくぼやきながら車を発進させた。

伝えたい事→←想えば



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (35 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
56人がお気に入り
設定タグ:SUPERJUNIOR , superjunior , ソンミン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りー(プロフ) - 姉さんさん» うわー(´;ω;)とても嬉しいです!ホントにありがとうございます(・ω・*)!!! (2013年8月7日 18時) (レス) id: d44644df29 (このIDを非表示/違反報告)
姉さん(プロフ) - どこまでも読み続けます (2013年8月7日 18時) (携帯から) (レス) id: 9593417351 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 姉さんさん» コメントありがとうございます(照)そう言ってもらえてとても嬉しくて涙が…←なんだかまだまだ長くなりそうなので今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2013年8月7日 18時) (レス) id: d44644df29 (このIDを非表示/違反報告)
姉さん(プロフ) - ヤバい(>_<)!!とってもこのお話好きです!!続き,楽しみにしてます^^ (2013年8月7日 18時) (携帯から) (レス) id: 9593417351 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます(照)大学の講義を聞いていて豊かなだけが幸せではないんだなと思った時に思い付いたんです^^ (2013年7月14日 21時) (レス) id: d44644df29 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りー | 作成日時:2013年7月3日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。