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彼の話 ページ12

SM「…ありがとう。そう言ってもらえて、とても嬉しいです。」


手を握る力が強くなる。


SM「全部は分からないと思います。僕はお母さんと仲が良いです。…だけど、辛い気持ちは分かります。僕も…辛い時ありました。」


彼が言う“辛い時”というのは、たぶんアレだろう。


SM「知っているかもしれません。」


確かに…ELFなら知らない人はいないかも。


SM「忙しくて…毎日何をしているのか分からなくなる時がありました。でも、全部…両立できてると思っていました。でも、違いました。」


それはどういう事だろう。

私は彼を見つめ手を握る事しかできなかった。


SM「カムバックがありました。ダンスは得意です。でも、メンバーには選ばれませんでした。忙しい僕を気遣った配慮かもしれません。キュヒョナの成長だって嬉しいです。…でも、両立できてない証拠です。」


なんと声をかけるべきなのだろう。


SM「ヒョクみたいに踊れる訳ではないです。イェソンヒョンみたいに歌える訳ではないです。僕は、何をどうするべきか分かりませんでした。」


器用と言われる彼の悩み。

私にとっては普通にスゴいと思う。

でも、舞台の上に立つ人間としては、取り柄というものが大切になってくるのかな?


SM「今はもう大丈夫です。ヒョンやELFが助けてくれました。」

A「私は何もできません。でも、オッパはいろいろできます。私はそれがとても羨ましいですし、そんなオッパが好きで、ファンなんです。」

SM「ありがとう。僕の事、今支えてくれているのはAちゃんです。」


かぁ、っと頬が熱くなる。

恥ずかしい…でも、泣きそうな程幸せだ。


A「私たち、お互い支え合っているんですね。」

SM「そうですね。」


2人で並んで、手を繋いで、空を見上げれば星が降ってきそうで…

怖いくらいの幸福感を感じている。

想えば→←ホントの気持ち。



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作品ジャンル:恋愛
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りー(プロフ) - 姉さんさん» うわー(´;ω;)とても嬉しいです!ホントにありがとうございます(・ω・*)!!! (2013年8月7日 18時) (レス) id: d44644df29 (このIDを非表示/違反報告)
姉さん(プロフ) - どこまでも読み続けます (2013年8月7日 18時) (携帯から) (レス) id: 9593417351 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - 姉さんさん» コメントありがとうございます(照)そう言ってもらえてとても嬉しくて涙が…←なんだかまだまだ長くなりそうなので今後もよろしくお願いしますm(_ _)m (2013年8月7日 18時) (レス) id: d44644df29 (このIDを非表示/違反報告)
姉さん(プロフ) - ヤバい(>_<)!!とってもこのお話好きです!!続き,楽しみにしてます^^ (2013年8月7日 18時) (携帯から) (レス) id: 9593417351 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます(照)大学の講義を聞いていて豊かなだけが幸せではないんだなと思った時に思い付いたんです^^ (2013年7月14日 21時) (レス) id: d44644df29 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りー | 作成日時:2013年7月3日 14時

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