❄⛄スノ学⛄❄in生徒会室 (ページ9)

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▼ 幼馴染のけいかい！ページ9

ラ「花中さ〜ん！途中まで一緒に帰らない？」

「あ、うーん…」

ラ「なにか予定あった？」

「いや、私的には一緒に帰りたいんだけど…」

一「A〜。帰る…ぞ…って誰だソイツ」

ラ「花中さん、この人は？」

「うん、3人で帰ろう。途中で説明するから。」

〜

ラ「へぇ！花中さんの幼馴染なんだ！」

「そう、佐伯一。学年は私達と同じだけどスポーツ推薦だからクラスが違うんだよ。」

一「にしても、ラウール、くん、だっけ？背たっけぇな」

ラ「190cm！」

一「190！？すげぇ〜！いいな〜俺にも分けてほしいわ…」

「はじめちゃんチビだもんね」

一「170はありますゥ〜！！ってかAは部活決まったのか？」

「うーん、まだ決定ではないけど、写真部に入ろうかなって」

一「楽なヤツ選んだな」

「バレた？はじめちゃんはサッカーでしょ？」

一「当たり前だろ、推薦なんだから。ラウールくんは？」

ラ「僕はダンス部！」

一「え！？ダンス部って生徒会全員が入ってて超怖いって噂の！？」

ラ「元々ダンスやってて、ここの学校ダンス部が強いって聞いたから入りたくて！」

一「はぇ〜、すげぇな」

過保護なはじめちゃんは私の友達の事に関しても厳しかったから最初は不安だったけどなんだかんだラウールくんと仲良くなれそう！よかった〜。

ラ「じゃあ僕、こっちの方だから！またね！花中さん！一くん！」

「またあした！」

一「またな！…Aお前、友達出来て良かったな？」

「うわっ、でたその意地悪そ〜な顔…友達くらいできます〜！」

一「八瀬(彼氏)も心配してたもんな〜」

「いま八瀬くん関係ないじゃんか。」

一「あいつお前にチョ〜過保護だからな」

「自分で言うのもだけど、はじめちゃんもなかなかだよ」

一「俺は幼馴染だからいいんです〜」

「意地悪なのか過保護なのかハッキリしてよねぇ」

一「うるせーなー。ま、お前が楽しそうならいいわ。」

私の家より2軒前なのに、ちゃんと家まで送ってくれるはじめちゃん。たった2軒なのにね。こんなちょっとの距離で事故とか事件なんて有り得ないよって思うけど、言わない。
なんだかんだ優しくされて、心配されて嬉しいのは私の方なんだ。