❄⛄スノ学⛄❄in生徒会室 (ページ17)

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▼ 親睦会って規模デカくない？ページ17

学校生活に慣れてきた頃。
HRで

先「1週間後に学校に泊りがけでの親睦会があります。」

と告げられた。

「親睦会…？なにそれ…しかも泊まりがけ？規模でっか！」

ラ「ね、僕も初めて聞いた時ビックリしちゃった。」

「あ、そっか…生徒会で聞いてたんだ？」

ラ「うん、なんか肝試しとかBBQとかビンゴ大会とか色々やるみたいだよ？全校で」

「ひぇ〜…すごいね…」

ラ「ふっかさんがそういうのやりたーいって言ったみたい」

「ふっか…あぁ、深澤生徒会長のことか。」

ラ「そうそう。けどちょっと楽しみだね！」

ラウくんは無事にダンス部に入ることが出来たが、部長兼生徒会長でもある深澤辰哉先輩にどうしても生徒会に入ってほしいとお願いされ断れなかったらしい。私も最初は助けを求められたけど誘われてないし、と上手く誤魔化した。ごめんねラウくん…

「じゃあ当日ラウくんは運営で忙しい感じ？」

ラ「いや！ふっかさん達が1年は楽しめ！って仕事入れないでくれた！」

「おぉ〜、じゃあいっぱい楽しめるね！」

ラ「うん！楽しみ！」

〜

なんて話していた時からあっという間に1週間経ちまして。

「「親睦会だ〜！！」」

両腕を空にあげラウくんとはじめちゃんが嬉しそうにしている。

「クラス関係なく絡めるって良いね」

ラ「一くんここに居ても怒られないからね！」

一「結構先輩と話してる1年も多いみたいだしな〜ラウール君はダンス部の所とか行かなくていいの？」

ラ「うーん、生徒会の仕事もあるみたいだし邪魔になっちゃうかなって。それに今は2人といたいし！」

「ラウくんかわい〜！」

ラ「へへ〜ん、でしょ？」

なんて他愛もない話をしていたら見なれた先輩が手を振ってこちらに走ってきた。

康「Aチャ〜ン！どぉ？親睦会楽しんどる？」

「はい！って言ってもはじめちゃんとラウくんとしかまだ喋ってないですけど」

康「そーなんや！折角やしカメラ持っといたら？いいのが撮れるかもしれんで！」

「いいんですか？」

康「俺も部室に取りいこう思っててん。良かったら一緒に行かん？」

「え！じゃあ、是非！じゃあラウくん、はじめちゃん。ちょっといってくるね」

一「早く戻ってこいよ〜」

ラ「いってらっしゃ〜い！」