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時は過ぎ、一週間の終わりが来た。
Aと距離がグッと近づいた気はするが、やっぱり友達には勝てない。
俺はまだ「隣の人」だ。
帰りは必ず一緒に帰るようにしていたが、やっぱり生徒会の仕事があって帰れない時もあるし、何より家が遠いというのが戴けない。
Aに勘付かれないようにしなければいけないし、やっぱり「隣の人」だからお昼を一緒に食べる等も出来ない。
い、いやまあ意気地無しちゃうし？いっつも生徒会メンバーと食べとるから慣れんだけやし？
「てかこんな暇な事ある…？いつもは皆とゲームしとるのに…」
本当に暇だ。ゲームしよかな…
…あ。
「いやあ！明日土曜日やな！休みやなぁ！」
「ふふふ、そやね部長。なあゾム、明日予定ある？」
「無いで」
二人をファミレスに誘いいつもの如く愛(食害)を渡していると、急に話しかけてきた。
なんやこいつらまだ喋れるんか。
「なんや急に。まだ食べれるな？次はスパゲッティやで」
「いや、ちょ、俺もう無理…ほら！コネシマが食べたそうにしとるで！」
「いやいやいや！大先生！食べたいやろ？」
「…なあ。なんで明日の予定聞いたん？」
純粋な疑問でもあるし、何か嫌な予感がしたのも確か。
「ああそれな。ゾムさ、Aさんとデートでもしないん？」
「………はっ！？」
恥ずかしさで顔が暑くなる。
俺はさぞ真っ赤な事だろう。
「なっ…何やねん急に…」
「ゾムさんマジっすか…純情…？」
「そんな訳無いやろ〜！キャラブレっブレやん〜」
「うううううううるさいわ！余計なお世話って言うんやで！」
二人の口に届いたスパゲッティを突っ込む。
うるさいうるさい！俺やて…俺やて考えたわ！
でもな…でもな…さりげなく聞いたらな…
「あ、ごめんね…週末は予定あって…」
って誘うところまで全部察せられて答えられたんやで！それのなんたる恥ずいことか！
お前らには分からんやろ…！
この屑と心無しめ！余計にモテやがって…！
「ほんま…これ全部お前らの奢りにしてやってもええんやで…？」
「なんでや！」
「別に困らんけど…」
「はあ！？シッマ、お前っっっ！！この金持ち！！！」
「じゃあシッマ奢りな」
「言葉の綾ってやつやないですか〜！そんな〜」
ラッキーカラー
あずきいろ
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琉衣(プロフ) - 天の河さん» 歪んだ物語でもなんでも来いです(((( 楽しみにしてます…！！！ (2021年7月17日 16時) (
レス) id: 417d6b10b0 (このIDを非表示/違反報告)
天の河(プロフ) - 琉衣さん» コメントありがとうございます！はい、私もこの小説の夢主ちゃんオキニですね。なんとも言えない可愛さ。好き。新作は純愛じゃなくなりそうですが、小説頑張ります！ (2021年7月16日 18時) (レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
琉衣(プロフ) - 完結おめでとうございます！楽しく読ませて頂きました…！！夢主ちゃんの一枚上手感がなんとも言えないくらい好きです過剰摂取したいです(やばい奴)お身体第一に小説楽しみにしております…！ (2021年7月16日 1時) (レス) id: 417d6b10b0 (このIDを非表示/違反報告)
天の河 - おもちさん» ありがとうございます！！イメージソングは「可愛くなりたい」ですかねぇ…。本当に嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年3月25日 9時) (レス) id: cb69af0fdb (このIDを非表示/違反報告)
おもち - なんかとっても微笑ましい感じの小説でした。また新しい小説来たら読みます。お疲れさまでした。これからも頑張ってください (2021年3月24日 7時) (レス) id: 9d76c4111a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：天の河 | 作成日時：2021年3月7日 23時
