４８：〜過去７〜 ページ18
気がつけば、コンビニは閉店。
それくらい、長い時間がかかっていたのだろう。
チャ「え...俺、何して...」
片手には、白いレジ袋。
まるで、俺に返り血を見せるかのように感じた。
血に染まったバットを、思わず投げる。
カランカラン...と鉄の音をたてて転がって行った。
さらに運が悪かった。
その時に、ルハンとスジョンが通りかかったのだ。
ルハン「お、おい...」
スジョン「オッパ...？」
ルハン「お前、何して...」
チャ「え？違う、これは...」
俺は、ルハン達に近づいた。
スジョン「い、嫌だ...こっちに来ないで！」
「来ないで」
その言葉が、冷たく胸に突き刺さった。
チャ「ま、待てよ...違うんだって！」
こんなつもりは....
ルハン「スジョンに触るんじゃねぇ！こっちに来るな！バケモノ！」
.....
バ ケ モ ノ ？
そう吐き捨てると、ルハン達は逃げるかのように消えて行った。
チャ「こんなつもりじゃ...」
俺は、誤解を解く為に、２人の後を追った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
２人は、そうと遠くには行っていなかった。
スジョン「ーーーグスッ、もう嫌だよ...」
ルハン「大丈夫だって...あいつは、「バケモノ」はもう来ないから。。。」
「ここに居たのか！俺、謝りたいんだよ！」
ルハンは、バケモノでも見る様な目つきで俺に言った。
ルハン「ーーーっ！！来るな！！もう、スジョンを苦しめるなよ！」
チャ「そんなつもりじゃないって...言っただろ...」
ルハン「お前の気持ちなんて聞いてない！いいか？今、ここに警察が来たらどうなる？お前、ただじゃすまないぞ！」
チャ「だから、ごめんって...謝りたいんだって...」
ルハン「謝る謝るって、そんなこと、どうでもいいんだよ！！今お前に出来る事をすれば、警察が来ても大丈夫かもしれない！」
ルハン...
チャ「ーーー....俺、悪かった。もうお前らとは縁を切ってもいい」
だけど...
チャ「ただ、後少しだけ。せめて今日１日までは友達で...いてくれるか？」
スジョン「....うん グスッ」
スジョンは、泣きながら頷いてくれた。
ルハン「...おう」
ルハンも、そっぽを向いたけど頷いてくれた。
チャ「っ...ありがとう」
本当に、本当に、ありがとう。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 23人がお気に入り
「K-POP」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
gumi - ベク大好き！！^^ (2014年3月31日 13時) (
レス) id: de68ef6ff7 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - ベクいいですよね！！iaさんは誰ぺンですか？ (2014年3月28日 8時) (レス) id: de68ef6ff7 (このIDを非表示/違反報告)
ia - そんなぁ、、、／／／恥ずかしいじゃないですかッ！！ベクもいいですよね、、、。その気持ちに、賛成します！ (2014年3月27日 18時) (レス) id: de68ef6ff7 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - チャニョルかっこいいですよね！！その気持ち、分かります。私はベクぺンですけどね（笑）最高だなんて...私にはもったいない言葉ですよ！いや、iaさんの方が最高、です！！文才ありすぎますよ（驚） (2014年3月27日 18時) (レス) id: de68ef6ff7 (このIDを非表示/違反報告)
ia - サイコ〜う☆☆☆☆☆☆（笑）← (2014年3月27日 18時) (レス) id: de68ef6ff7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：gumi | 作成日時：2013年10月25日 15時
