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ご飯を食べ終わっても少し車を走らせようかってなったところで紫耀の電話が鳴る
紫「あれ、仕事用だ。なんかあったかな」
イベント業だから土日出勤もあるし、連絡がくることも珍しいことではない
私も特に気にせず駐車場の周りをぶらぶらしていると、ちょっと長めの電話を終えた紫耀が暗い顔をしてこちらに向かってくる
『電話、大丈夫だった？』
紫「それが、来週予定してたイベント会場がトラブルで使えなくなったらしくて」
『え！来週の？』
紫「そう。とにかく代わりの会場探さないといけなくてさ、ごめん今から戻って会社行かなきゃなんだわ」
『それは行かないと、だね。急いで帰ろ！』
こういったトラブルは私も紫耀も初めてではないし、どれだけ大変なことかもわかっているからすぐに頭は仕事モードに切り替わる
運転している紫耀の横で、「規模は？」「エリアは？」「顧客は何系？」とか聞きながら自分の過去の案件で使えそうな会場がないかを検索する
紫「なんか、、ごめん。せっかくの休みだったのに」
顔は前を向きながらもすごく申し訳なさそうに切り出される
『ぜーんぜん。このトラブルがどれだけ大変なことか私が一番よくわかるもん。謝ることないよ』
紫「せっかくAとデートだったのに、、」
『ふふ。デートなんていつでもできるじゃん！また廉も誘ってドライブ行こ！』
紫耀は真面目な人だから予定を途中でキャンセルしてしまったことにすごく申し訳なく思ってくれてるんだろうなあって伝わるから、そんなことないよって伝えたくてなんてことないように返す
とにかく今は紫耀の案件が無事に進むように協力できることをしなきゃ、とまた会場の検索に没頭した
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c(プロフ) - ちささん» ちささん、コメントありがとうございます！最近諸事情により更新できていないのですが嬉しいお言葉いただけて光栄です。完結まではさせるつもりでいるので気長にお待ちいただければと思います、、！ (2022年6月6日 14時) (
レス) id: 3244881847 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - お話の展開が面白くて、一気に読み進めてしまいました。続きが楽しみです！ (2022年5月26日 23時) (レス) @page21 id: 2ded74d4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：c | 作成日時：2021年2月1日 20時
