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『あ、じゃあそろそろ私はこの辺で…』
深 「え〜もう帰っちゃうの？」
『さすがにそろそろ、、明日のこともあるんで』
さっきちょっと調べたら普段使うエリアじゃないけど意外と家まで近いことが分かったし酔い覚ましがてら歩いて帰ろう
そう思いながらお財布を出そうとすると
翔「目黒が勝手に連れてきたんだしいいよ」
そう言って横から手を止められる
深「そうだよ〜ちょっとしかいられなかったし烏龍茶くらいだしいいって」
『え、ありがとうございます。なんかすみません』
深「いいって〜女の子は素直に奢られときなさい！」
そう言ってもらえたのでお言葉に甘えて帰り支度を進める
『じゃあ、私はこれで…』
そう言ってまだ飲み続けるであろうみんなに声を掛けようとすると隣の席の人も立ち上がる
『翔太君？』
翔「俺も眠いしそろそろ帰るわ」
そう言って明らかに多めの金額をテーブルに置いて「ほら、行くぞ」って出口に向かって歩き始めてしまった
『え？翔太君、、あ、じゃあすみませんお先に失礼します！』
一言二人に告げた後、「なべごちでーす！」なんでふっかさんと蓮の陽気な声を後ろに聞きながらも先に行ってしまった翔太君を追いかける
翔「駅でいいの？」
出口を出たところで待ってくれていた翔太君は当たり前に話しかけてくる
『いや、家まで結構近そうだから歩いて帰ろうかと…』
翔「マジ？家このへんなの？」
『歩いたら一駅分くらい、かな？この辺あんまり来たことないから地図見ながらだけど』
そういうと、「はあ…」とため息をつかれる
こいつ歩くのかよって思われてんのかな、でも別に私がどうやって帰ろうと自由じゃないかって思ってお別れを告げようすると
翔「どっち方面？てか家どこ？」
『え、』
翔「なに？」
『翔太君も歩きなの？』
翔「俺は歩けなくもないけど、、普段ならめんどいからタクシー。だけどAが歩くんだったら一緒に行くよ」
『え、いいよ。私一人でマップ見て歩けるし』
翔「何時だと思ってんの？一人で歩いてなにあるかわかんないよ？」
ちょっといらっとした様子で怒られる
翔「で、家どこ？」
『〇〇だけど、、』
翔「マジで？俺その隣駅だわ」
『え、そうなの！？』
翔「うん、ちなみにふっかもね。だから俺ら○○もよく行くよ。なんだ会ってたかもしんないじゃん」
そう言いながらも通り道だ〜とか言いながら歩きだしてしまったので急いで追いかける
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c(プロフ) - ちささん» ちささん、コメントありがとうございます！最近諸事情により更新できていないのですが嬉しいお言葉いただけて光栄です。完結まではさせるつもりでいるので気長にお待ちいただければと思います、、！ (2022年6月6日 14時) (
レス) id: 3244881847 (このIDを非表示/違反報告)
ちさ(プロフ) - お話の展開が面白くて、一気に読み進めてしまいました。続きが楽しみです！ (2022年5月26日 23時) (レス) @page21 id: 2ded74d4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：c | 作成日時：2021年2月1日 20時
