Sleepers love (ページ36)

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女子更衣室でリカと二人っきりになれたのでやっと話ができる

『さっきふっか先輩に聞いたら、女とデートだろって言われた』

リ「さりげなく舘様に聞いてみたら翔太先輩って結構遊んでるみたいね…どの子も声かけられて相手してるだけだから続かないって言ってたけど…」

『なんかそう考えたら夏祭りの時も女子慣れしてたからこその行動なのかなって思っちゃった』

リ「ん～それは何とも言えないけど、そんな感じするね」

と、一気に朝から暗いモードになってしまう

『あ、ごめん、リカなんか暗くなっちゃって！でも、早い段階でそれがわかってよかったのかも！さ、今日はそもそもリカがプール来たくて来たんだし、友達同士で楽しも！』

リ「そうね！それにAにはもっとふさわしい相手もいるかもしれないんだから」

『もしかしてこのプールで運命の出会いとかあったりするかな～笑』

リ「(…あ、全然伝わってないわ)」

気持ち切り替えてみんなで楽しくプール満喫するぞ～！

リ「お待たせしました～」

康「お、きたきた～あれ、二人水着おそろいちゃう？」

『そう！この前一緒に買いに行ったときにかわいかったから色違いで買ったんだ～』

おとなっぽい淡い感じの花柄のビキニにおそろいのスカート付きでリカはピンク、私は水色

「前から思ってたけどAって着やせするタイプだよね。同じの嫌だわ」って言われたけどなんとか最後はおそろいにしてくれた

ちなみに水着に合わせて髪型もポニーテールで揃えてるんだ

宮「二人揃ったらすぐ声がかかりそうだね」

阿「ちゃんと俺らで見守っててあげないと大変そうだね～」

なんて先輩たちが話しているのも気づかず、ラウちゃんが「二人ともかわいい～」って褒めてくれるから3人でワイワイ盛り上がっていたら、蓮から話しかけられる

蓮「A、今日勝手にどっか行ったりすんなよ。俺らから離れないで」

『ん？もしかしてまたはぐれると思ってる？大丈夫です～迷子になりませんから～』

蓮「ちげーよ、ただ、その…」

『ん？何？って康二なにその浮き輪～楽しそう～』

蓮が何か言いたげだったけどよくわからなかったので、康二が持ってる大きな浮き輪が気になってその場を離れた

リ「あれは要注意だね。言っとくけど本人自覚ゼロだから」

蓮「それくらいわかってるよ…あーTシャツとか持ってくればよかった！」

なんて二人が会話してるなんてね