Sleepers love (ページ35)

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プール当日、プールがある駅の最寄り駅で待ち合わせだったのでいつも通りの電車に乗り込む

この前いつものドアから乗ったら翔太先輩がいたから、もしかして今日も会えるかな？って思って乗り込んでみたけど残念ながら車両に先輩は見当たらず

元々本数の多い路線だし、そんな偶然毎回ないよなって思って落ち込みつつも、もう少したてば会えるんだって思ったらワクワクの気持ちのほうが勝っていた

『おはようございます！』

駅につくとすぐにいつも通り目立つ集団が

照「おはよ。なんかいつもより元気だね？笑」

『え？そ、そうですか？プール楽しみだったからかな～笑』

なんて、ほんとは翔太先輩に会えるからっていうわかりやすい理由があるけど、バレたくなくてなんとかごまかす

それにしてもまだ翔太先輩は来てないみたい。。

阿「はい、ここでみなさんにお知らせでーす。佐久間は寝坊してるようでまだ連絡がつかないので、放っておいて先に行きたいと思いまーす」

深「おいまじかよ～またやったの？」

康「さっくん、またアニメでも見てたんかな～」

どうやらさっくん先輩はよく遅刻するらしく、みんな慣れた感じで動き出す

え、あれ？まだ翔太先輩来てなくない？って思ったけど移動し始めたみんなにはなかなか言い出せず

『あ、あの深澤先輩』

と近くにいたふっか先輩に聞いてみることにした

深「ん？」

『あの、まだ翔太先輩が来てないみたいですけど、、？』

深「あーなべはね、今日予定入ったから無理だって～どうせデートだろ～いいよな、顔がいいやつは」

そう言いながらあまり気にしてない感じで歩いてる先輩を見ると、こうゆうことってよくあるのかなって思ったりして

そういえばお兄ちゃんも見かけって言ってたし、やっぱり彼女いるのかな

せっかく翔太先輩に見てもらおうと思って水着も買ったし、メイクだって頑張ってやってきたのに一気にすべてが無駄になってしまった気がして少し落ち込んだ