Sleepers love (ページ30)

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あれから数分待ってみんな揃ったところでいよいよお祭りへ

佐「りんご飴たべたくない～？」

深「クレーンゲームないし射的する？」

康「焼きそば食べたいな～」

とみんな揃うととってもにぎやか

離れんなよ～って言いながら背の高い照先輩が先頭にたって歩いてくれているので見失わないように後をついていく

ラウは蓮にべったりだし、リカは先頭で照先輩と話してるし、康二は先の通りにぎやかに歩いてるから私は独りぼっちで

最初の流れからずっと近くにいた翔太先輩と並んで歩く形になっている

『翔太先輩、何か食べたいものとかないんですか？』

無言は気まずいし、さっきも喋れたんだからって思って話かける

翔「暑いと食欲わかないんだよね…」

と、小食らしい翔太先輩はあまり食べる気はなさそうなので

『じゃあかき氷とかどうですか？』

そう言って目についた屋台を指さす

翔「ん、あれくらいだったら食える」

『じゃあかき氷食べましょ！』

と言って二人で屋台に向かうと、予想以上の大行列

『あら、結構時間かかりそうですね。すぐ戻れるかと思ってみんなに何も言わないで来ちゃった』

諦めて戻ったほうがいいかなって思ったら

翔「あいつらに連絡しとくし、いいよ。ならぼ」

そう言って列に並んだ翔太先輩に続いて行列に並ぶことにした

並んでいる間にみんなに連絡しているのか携帯を触っている翔太先輩

なんかこうしてると二人で来たみたいだなって思ってちょっとだけデート気分に浸る

翔「何味にするか決めた？」

『ん～迷うけど、、定番のイチゴかなあ～意外とブルーハワイも捨てがたいですよね』

翔「おれもその二つかなって思ってた。半分こする？」

『え？いいんですか？』

翔「二人とも食べたいもの一緒だしちょうどいいじゃん」

そう言って順番が回ってきたら自然と2つ頼んでくれた

しかもさらっと奢ってくれて、これくらい奢らせてよって照れながら言う翔太先輩はかっこいい以外の何者でもなかった