Sleepers love (ページ11)

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翌日からは放課後に応援団の練習が始まる

うちの学校の応援団は委員会メンバーが中心となって、プラス各クラスの有志メンバーで応援団が結成される

集まってみたら委員会にはいなかったスノストのメンバーも有志として応援団に参加するみたい

全員揃うと圧倒的オーラがすごい

そしてそこに自然と一緒に行動している目黒君と向井君とラウール君

15人揃うとどっかのイケメンアイドルかってくらい女子の目がハートになってるのがわかる

もちろん一日の間に応援団にスノスト勢ぞろいと聞きつけた女子たちが有志としてたくさん集まっている

そして応援団ってこれきっかけでカップルができやすいらしくて、女子を目当てに男子も参加者が多い

つまり既に大人数での集会となっているわけだ

そんな中で委員会メンバーは中心的存在で進めなければいけなので、一年生の私たちも前に立ってみんなに説明する側に回らなければいけない

あんまり人の前に立つの好きじゃないんだよなって思いながらできるだけ目立たないように後ろに下がっていた

すると、同じく後ろに回っていた人に気づきパっとそちらを見ると、しょっぴー先輩だった

思わず目が合ってしまって、お互い一瞬驚いた顔をしつつ、話したこともないから急いで目をそらす

ここから動くこともできないし、一気に近くに先輩がいると気づいて恥ずかしくなりながらもじっと下を向いてオーラを消すように努力した

気づいたら説明も終わっていたらしく、3年生が中心となって学年別に応援団の練習が始まる

歌を歌ったりダンスをしたり、聞いているだけで楽しそうで、イベント好きとしてはワクワクしてきた

蓮「やる気ないのかと思ったら楽しそうじゃん」

『え？やる気ないように見えた？意外とイベントごとは好きなんです～』

蓮「へえ～運動できるほう？」

『ん～？どうだろ？できなくはないと思うけど』

蓮「なんかスポーツやってた？」

『中学時代はバスケ部だったんだ～強いチームじゃなかったけどね』

蓮「お、じゃあ体育会系じゃん意外かも」

『そ？目黒君はずっとダンス？』

蓮「俺中学までサッカーダンスは習い事って感じかな」

『あ、そうなんだ！私も習ってたよ～小学生でやめちゃったけどね』

蓮「マジで？じゃあダンス部入ればいいじゃん」

『無理だよ～うちのダンス部かっこいいもんついていけませーん』

なんて初めて目黒君とたくさん話しながら練習を続けた