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PHANTOM ページ8
がちゃっ
荒々しく屋上のドアが開き、息を切らしたAが入ってきた。
「おま....たせぇ....!」
「いや?なんかあったのか?」
「へ...?あぁ...委員会....」
「お疲れ...そうじゃなくて。息切らしてるし。そんな急ぐこと無いじゃん。」
「だって....お腹空いて...」
「食いしん坊(笑)」
微笑みながら俺の隣に座るA。
....本当は気づいてた。
日に日に増えていく痣。
「ねぇ、本当に何もなかった?」
「あのねぇ、たっちゃん。今委員会が忙しいの。毎日聞かないでよ。何もないからさ。ね?」
「.....あっそ。」
俺が考えすぎ?
いや違う。
「明日も?」
「きっと。ごめんね?」
明日、後をつけてみよう。
***
ご無沙汰です(((
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作者名:伽羅 | 作成日時:2015年2月1日 6時