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In Fact ページ7
「ねぇ、あんたさ、まだ私達に挑発してるわけ?」
どんっ
胸を押されるけど、特に害はない。
「竜也君はあんたのものじゃねぇんだよ。」
「...好きな人をモノ扱いするの、やめた方がいいですよ。」
「はぁ?」
私の目の前にいる3人は、たっちゃんのファンなんだろう。
きっと私を消したいんだと思う。
いつもたっちゃんの近くにいる女は私だけだから。
「てめぇいい加減にしろよ!」
「いや、何がだよ。」
. .
精一杯...悪女のフリをする。
こんなの私じゃない。
でもこれしか、身を守る方法がない。
「どうせ...1人じゃ無理だから3人で私の前に来るんでしょう?」
「こいつ...」
明らかに相手を挑発してしまった。
手が私に近づいてくる。
殴られるもんか...!
運動音痴にしては素早くよけて、屋上を目指して走り出した。
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作者名:伽羅 | 作成日時:2015年2月1日 6時