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初恋のお見合いリターンズ 4 ページ4

YOU side



「Aヌナって人当たりはいいんですけど
意外とガードが固いタイプなんですよね〜

心を開くまでに時間がかかるし
なかなか深く付き合えないのは仕方ないですよ^ ^

まあ、僕たちは長い付き合いなんで
全てを見せてもらってますけど、ね…?」



そう笑って話すのは
いつもの穏やかなジュンミョンじゃない

厳しくても真っ直ぐなリーダースホとも違う



なんか…すごく感じ悪い。



ハナ「ちょっと、スホ!」

U「ジュンミョン、なんなの!?」


ハナも同じことを思ったのか
わたしとハナの大きな声が重なって

その場の空気が一瞬ヒリついた




すると、そこでハジメさんが


「Aさんのことは、これからゆっくり
いろいろ知っていきたいんで…焦ってません。

仕事のことは敢えて聞かなかったんです

Aさん、話したくなさそうだったから」


そう言って笑った




ハジメさん…


わたしはハジメさんの仕事のことや将来の話を
あれこれ聞かせてもらったのに

そういえば、わたしの仕事の話はしてなかった

聞かれなかったから話さなかったつもりでいたけど
ハジメさん、わざと聞かないでいてくれてたんだ…


やっぱり大人だな…





なんだか胸が詰まるように苦しくなったから
わたしはお手洗いへと席を立った

心配してついてくるハナ


ジュンミョンとハジメさんを二人きりにするのは
不安なんだけどなぁ…


ハナ「A、大丈夫?」

U「ねえ、なんでジュンミョンが来たの?」

ハナ「いや、それは…ごめん。

でもさ!もしこれから先
ハジメおっぱとお付き合いすることになったとしても
また前みたいにEXOくん達に邪魔されたら困るし
ちゃんと彼らに会わせておこうって話したじゃん!」



そういえば
前にジョンインの仮病で邪魔されたとき…

あのときにそんな話したかも…



ハナ「スホがどういうつもりであんなこと言ったか
そこまではわからないけどさ…

あの子達がAのことを大事に思ってて
心配してるんだってことは忘れないで」

U「……。」

ハナ「いつまでも逃げてたって仕方ないでしょ!
仕事にだって早く復帰しないと…」

U「…わかってる。」




しばらくハナと話をして
二人してお手洗いから戻ると…


そこにはハジメさんが一人で座っていた




「スホさん、仕事が残ってるって先に帰りましたよ
お二人によろしく伝えてくれって^ ^」




その日、結局わたし達は三人で食事をした。

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rublue(プロフ) - このお話が大好きで大好きで、何度読んでも魅力が全く薄れません。書いてくださってありがとうございます(つд⊂) (2021年6月25日 23時) (レス) id: c62f00b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ィュ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます^ ^のんびりですが書き溜めているので気長にお待ちを…^ ^ (2021年2月28日 20時) (レス) id: 96016f3247 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - とっても大好きな作品なのでお時間ある時にでも更新待ってます! (2021年2月27日 4時) (レス) id: 0e01852db4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ィュ | 作成日時:2020年10月14日 20時

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