クオズの嫉妬 2 ページ19
JIMIN side
マネヒョンの紹介から数日後
ハジメ先生の日本語レッスンが始まった
これから毎日Aヌナに会える〜♪
なんて浮かれていたけど
実際は、全然会えない。
Aヌナの仕事は
テキスト作りの補助や
翻訳のための資料集めが主らしい
それに加えて
若手スタッフへのマネジメント教育…
基本的に、僕らメンバーとの接点はない
いろいろ期待してたからちょっとガッカリ…
それはある日
ダンスの自主練に向かう途中のことー
「ハジメ先生って素敵だよね〜」
「わかるぅー！大人の男って雰囲気とか！」
「えー、でも笑った顔が超可愛いんだよ」
「キャー！なにそれ、最強じゃん！」
そんな話し声が聞こえて来た
優しくて人当たりのいいハジメ先生は
女性スタッフからの好感度抜群
今やBig Hitで一番の人気者だ！
イケメン揃いの僕らを差し置いて…笑
その会話は本当にたまたま耳にしただけで
別に盗み聞きするつもりなんてなかった
「でも、Aさんってさ〜」
「あぁーうん、なんかねぇ…」
けれど、そこにAヌナの名前が聞こえてくれば…
そこからは完全に盗み聞きモード！
「ハジメ先生とAさんってどういう関係？」
「ただの友達って言ってたけど…」
「いっつも一緒にいるよね〜」
「ハジメ先生、Aさんに特別優しい気がする！」
「確かに！それでAさんも調子乗ってるよね」
「あぁーそんな感じする、ムカつくタイプだわ」
「ちょっと綺麗だからって若くもないくせにさ…」
「あははー！若いうちらの方が絶対魅力あるよね笑」
んー。これだから女は怖い…
羨ましいなら素直にそう言えばいいのにね
妬み、僻み…嫉妬にまみれた君たちは
どんなに若くても美人でも…醜いよ？
あっ…Aヌナ、大丈夫かなぁ？
よくあるじゃん？
イケメンに愛されるヒロインが
いじめられたり、嫌がらせされる漫画やドラマ…
あんな子達と一緒に仕事してるなんて
ヌナが心配だな…
あ"ぁー！！
気になり出したらモヤモヤしてきてた！！
とりあえず練習室まで来てみたものの
今日はもう集中できそうにないや
よし！ヌナに会いに行こう！
.
.
.
Aヌナがいる作業部屋へと向かう途中…
あれ？
何やってんだ、アイツ。
それは、右往左往しながら
辺りをキョロキョロ見回している
あからさまに挙動不審の…
キムテヒョンだった。
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rublue(プロフ) - このお話が大好きで大好きで、何度読んでも魅力が全く薄れません。書いてくださってありがとうございます(つд⊂) (2021年6月25日 23時) (
レス) id: c62f00b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ｨｭ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます^ ^のんびりですが書き溜めているので気長にお待ちを…^ ^ (2021年2月28日 20時) (レス) id: 96016f3247 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - とっても大好きな作品なのでお時間ある時にでも更新待ってます！ (2021年2月27日 4時) (レス) id: 0e01852db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｨｭ | 作成日時：2020年10月14日 20時
