ビッヒの初恋？ 5 ページ13
J-HOPE side
「んっ、おっ！？アナタは…」
驚きすぎて変な声が出てしまった、恥ずかしい…
でも！！
だって！！！
ここはBig Hitなのに…
目の前にいるのは
SMの姫？SMの女神？SMの女王…は違うかww
とにかく、超大手芸能事務所である
SMエンターテイメントの超有名スタッフのAさん
よくよく話を聞けば
今日から僕らに日本語を教えてくれることになった
コバヤシハジメ先生の知人だそうで…
(え、知人って何？彼女とか？)
現在、あちらの事務所の仕事はお休み中らしく…
(お休み中って？何かあったの？トラブルとか？)
とりあえず１ヶ月間
ハジメ先生の助手としてここで働くと…
(え、それって事務所的にOKなの？スパイじゃない？)
もう僕の脳内はパンク寸前…
「トゥーセッ、「「バン！タン！アンニョンハセヨ！
バンタンソニョンダンイムニダ！」」」
ナムジュンの合図で挨拶をして
個別に自己紹介をしようとすれば
「皆さんのことはよく知ってますから省略しましょ」
そう言って、ふわっと笑うAさん
なんていうか…
普段僕らが目にしてる
アイドルとか女優さんとは違う
派手な衣装やメイクなんかいらない
そのままで充分美しい人
大人の色気は確かに感じるのに
人懐っこい笑顔と柔らかい雰囲気で
どんどん引き込まれていく
今までの僕らの周りにはいなかったタイプの女性だ
最近少しずつ有名になって
人気も出始めた僕らの周りには
"変な人"が集まり始めていた
新しい女性スタッフといえば
ほぼ100%下心を持っていて
メイクもスタイリストも色目を使う奴ばかり
そんな奴らはだいたい
自分を着飾ることしか頭になくて
仕事にも集中できない
だから、トラブルばかり起きていた
そのせいでスタッフの入れ替わりも激しくて
僕らもなんとなく落ち着かない日々を過ごしていた
１ヶ月限定とはいえ
このタイミングで女性スタッフが増えることに
正直不安な気持ちも過ったけど…
Aさんに引っ付いて離れないテヒョンと
それを追いかけ回すジニヒョンとジミンを見ていたら
あれこれ考えてる自分がアホらしく思えた
テヒョンを振り払いながら
苦笑いを浮かべるAさんと
ふと目が合った…
ードキッー
急に胸が高鳴って
一瞬にして赤面していく感覚を覚えた
どうした、チョンホソク！
何ときめいてんだ、しっかりしろ、チョンホソク！
合った目を急いで逸らした後
僕は大きく深呼吸した
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rublue(プロフ) - このお話が大好きで大好きで、何度読んでも魅力が全く薄れません。書いてくださってありがとうございます(つд⊂) (2021年6月25日 23時) (
レス) id: c62f00b1a9 (このIDを非表示/違反報告)
ｨｭ(プロフ) - りんさん» ありがとうございます^ ^のんびりですが書き溜めているので気長にお待ちを…^ ^ (2021年2月28日 20時) (レス) id: 96016f3247 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - とっても大好きな作品なのでお時間ある時にでも更新待ってます！ (2021年2月27日 4時) (レス) id: 0e01852db4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｨｭ | 作成日時：2020年10月14日 20時
