初恋が恋人 セフン編 2 ページ49
YOU side
「俺の女と勝手にしゃべんないでください」
何それ…
もう"恋人ごっこ"始まってるの？
まだ宿舎だよ？
しかも、ベッキョンとジョンインの前で？
必死に平静を装うけど
キュン♡としてしまった自分を
うまく隠せてるだろうか…
今からこの調子じゃ
1泊2日なんてどうなっちゃうの？
「セフンはたしか…
大人っぽくてセクシーなのが好きだったはず！」
今回も無駄に張り切ってるマネおっぱ
メイクや衣装のコンセプトも彼が考えたらしい
あの人、絶対面白がってる…
だいたいその好きなタイプって何年前の情報だよ…
ただでさえ朝早くの出発だっていうのに
さらに早起きさせられたわたしは
ヘアメイクもスタイリングも
プロにされるがまま仕上げていただいて
それから宿舎へとセフンを迎えに行った
まあ、わたしにとってはこれも仕事だから
文句は言えないんですけどね。
車に乗り込む直前
無言でこちらを凝視する
セフンの視線が痛い…痛すぎる…
「なに気合い入れちゃってんの？空回ってるよ？」
なんて思われてるかもしれない
黙ったまま表情を変えないセフンに不安が募る
U「出発するよ？」
ｾﾌﾝ「…」
駐車場をゆっくり出た頃
「…似合ってます、その服とか髪型」
助手席のセフンが急にそんなことを言い出した
U「えっ…ほんとに？よかった〜！
セフン、何も言ってくれないから不安だったの」
ｾﾌﾝ「…俺の好きな感じ」
U「あ、そうなの？さすがだな、マネおっぱww」
ｾﾌﾝ「え、マネヒョン？」
U「ううん、なんでもないww」
真っ直ぐ前を見てハンドルを握っていてもわかる
セフンが体ごとこちらを向いてるって…
冷静に…冷静に…
ｾﾌﾝ「ヌナ、緊張してるの？」
U「う、うん、ちょっとね…あ、それより！
呼び捨ては終わりなの？ヌナ呼びに戻ってる」
ｾﾌﾝ「うん、あれは牽制してただけだから」
U「ん？牽制？」
ｾﾌﾝ「そう。ベッキョニヒョンとジョンイン。」
U「えー呼び捨てが何の牽制になるの？」
ｾﾌﾝ「Aヌナは俺の彼女でしょ？
俺だけ見ててよ、俺だけを愛してよ」
U「セフナ…」
服装や髪型が違うとか、緊張してるとか…
わたしはきっといつも通りじゃないと思う
でも、見慣れた服装と髪型なのに…
セフンこそ、いつもと雰囲気が違いすぎる
ときめかないぞ！って
あれほど意気込んできたのに
どうしよう…
もう、ドキドキが止まんない！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 315人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ｨｭ(プロフ) - みいなさん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいて、すっごく嬉しいです^ ^チャニョル編、思いの外長くなってしまっててすみません！笑 (2020年7月7日 4時) (
レス) id: 96016f3247 (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - 大好きなグループが沢山出てきて嬉しいです！ほかのメンバーとの旅行編も楽しみにしてます！ (2020年7月6日 3時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｨｭ | 作成日時：2020年6月19日 18時
