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初恋が恋人 セフン編 1 ページ48

SEHUN side



遂にこの日が来たぞ…


目を閉じたまま
ベッドに腰かけ、深呼吸を繰り返す


決して寝てるわけではない、精神統一だ。



目覚ましのアラームが鳴る前に起きた俺

シャワーを浴びて着替えも済ませ
準備ならとっくにできていた




「セフナー!準備できたー?」




来た!来た!Aヌナが来た!

玄関から、俺を呼ぶヌナの声が聞こえたので
もう一度深呼吸をして、ゆっくり立ち上がった


部屋のドアを開けると…

俺より先に玄関へ向かう
ベッキョニヒョンとジョンインが見えた




カイ「…なんか、今日のヌナ、いつもと違う」

U「えへへ。似合わないよね」

カイ「何それ、気合い入れてきたの?」

U「いや、そういうわけじゃ…」

ベク「あー!もしかして、恋人ごっこだから?」

カイ「…なんかムカつく」

U「ジョンイナ〜そんなんじゃないってば」




3人の会話が盛り上がってる中に

颯爽と登場する、俺!




「おはよう、A」

気分を出すために、早速呼び捨てで呼んでみた




「「「…えっ??」」」


3人同時に変な声出して俺を見る




セフン「な、なんだよ…」




ベク「やー!Aヌナを呼び捨てとは許せん!」

セフン「ヒョンこそ!
俺の女と勝手にしゃべんないでください」

ベク「お、俺の女、だとー!?」



俺に殴りかかろうとするベッキョニヒョンを
Aヌナとジョンインが必死で止める


カイ「ヒョン、落ち着いて」

ベク「これが落ち着いてられるか!」




「A、もう行こう、時間がもったいない」

ヌナの手を引いて宿舎を出る


「セフナー!帰ってきたら覚えてろー!」


後ろからベッキョニヒョンの声が聞こえるけど
気にしな〜い!気にしな〜い!




だって…時間は限られてるんだから。




車に乗り込む前に
改めてAヌナを見ると

ジョンインが言ってた通り…なんかいつもと違う



珍しくハーフアップにした髪型と
赤みの抑えられたメイク

派手さはないけど
大人っぽくて色っぽい


胸元の開いた黒いキャミソールに
さらっと白シャツを羽織ってダメージジーンズ…

ラフといえばラフなんだけど
きっちり計算されたファッション



U「そんなに見ないでよ、恥ずかしいじゃん…」


いつもは俺のボディータッチにだって
表情ひとつ変えないくせに

ちょっと見つめたぐらいで照れるAヌナ




めちゃくちゃ可愛いんですけど!!




何これ…

これが"恋人ごっこ"のチカラなの?

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ィュ(プロフ) - みいなさん» コメントありがとうございます!楽しみにしていただいて、すっごく嬉しいです^ ^チャニョル編、思いの外長くなってしまっててすみません!笑 (2020年7月7日 4時) (レス) id: 96016f3247 (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - 大好きなグループが沢山出てきて嬉しいです!ほかのメンバーとの旅行編も楽しみにしてます! (2020年7月6日 3時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ィュ | 作成日時:2020年6月19日 18時

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