初恋と初恋の初恋 3 ページ19
YOU side
おっぱと久々に語り合って笑い合った
それは時間を忘れるほど楽しくて
まるであの頃みたいだった…懐かしいなぁ…
お店を出ると
もう空は少しだけ明るくなっていた
ﾋﾁｮﾙ「送るよ」
U「ううん、1人で帰れる」
ﾋﾁｮﾙ「ダメ。危ないから」
U「大丈夫だって」
しばらくそんなやりとりをしていると
わたしのケータイが鳴った
ミンソクAヌナ、まだ帰ってない?
まだ飲んでるの?今どこ?
あ、そういえば
帰ったら連絡してねって言ってたっけ
なんて返信しようかなって
ケータイと睨めっこしてると
ﾋﾁｮﾙ「…誰？ミンソク？セフン？」
U「あーミンソク。あの子、心配性だから」
ﾋﾁｮﾙ「ふーん。」
Aあのお店、今出たとこだよ
これから帰る
ミンソクえ、ずっとあの店にいたの?
Aそう!ミンソクもう仕事でしょ?
ミンソク迎えに行くからそこで待ってて
マネヒョンに回ってもらう
Aほんと?助かる!お願いします
U「マネおっぱが迎えに来てくれるって」
ﾋﾁｮﾙ「そっか、それなら安心だな」
U「うん、おっぱはどうする？」
ﾋﾁｮﾙ「俺はタクシーで帰るわ」
U「わかった、気を付けてね」
じゃあな！
そう言って去っていくヒチョリおっぱの後ろ姿を
見えなくなるまで見つめた
どうしても受け入れられず
おっぱの愛を拒んだ
でも、嫌いになったわけじゃない
ずっとそばにいたいと思えば
"恋人"じゃダメだったの
ヒチョリおっぱは
これからもずっとわたしの大切な人だから
わたしの初恋の人
わたしに初めて『好き』って気持ちを教えてくれた人
手を繋いだのも…
キスをしたのも…
カラダを重ねたのも…
初めての失恋も…
愛し合うべきじゃなかったって
思った日々もあったけど
そんな気持ちが嘘みたいに消えた瞬間だった
初恋の呪縛…
BoAオンニがよく言ってた意味がわかった
わたし、やっと解き放たれたんだ
ﾋﾞｯﾋﾞｯ…
小さく鳴らされたクラクションに振り返ると
少しだけ開けられた車の窓から
クリッとした猫目が見えて
「コラ！もう朝だよ？
女の子がこんな時間まで飲むなんて！」
少し高い聞き慣れた声に安心すれば
笑顔と涙どちらも自然と溢れた
ﾏﾈ「早く乗れ！」
U「ふふ、おはよう！マネおっぱ、ミンソク^ ^」
わたしの長かった夜が明けた
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ｨｭ(プロフ) - みいなさん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいて、すっごく嬉しいです^ ^チャニョル編、思いの外長くなってしまっててすみません！笑 (2020年7月7日 4時) (
レス) id: 96016f3247 (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - 大好きなグループが沢山出てきて嬉しいです！ほかのメンバーとの旅行編も楽しみにしてます！ (2020年7月6日 3時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｨｭ | 作成日時：2020年6月19日 18時
