初恋の呪縛13 ページ13
HEECHUL side
まるで警察の取り調べでも受けてる気分だった
なんでこんなに
いろいろ知ってるんだ？って思えば
なんてことはない…
ドンへに酔わされた俺が
自らあれこれ喋ったらしい
恥ずかしすぎる、泣きたい
ドンへの野郎、ただじゃおかねーぞ！！
ﾋﾁｮﾙ「あ、それであいつ遅れてくるって？」
ﾕﾉ「そうそう！絶対ヒチョリヒョンに怒られるから
落ち着いた頃に行くってさww」
ﾋﾁｮﾙ「…もう落ち着いてるから、すぐ呼べ！」
ｼﾞｪｼﾞｭﾝ「うわぁー！絶対嘘じゃんww」
しばらくして
ドンへもやって来たけど
その頃には本当に落ち着いていた
最初はみんなに責められてカッとしたけど
俺が悪いってことはよくわかってる
でも、俺にもわからないんだ…
何故あの時スンアの名前を呼んだのか
わからないからこそ
Aへ説明も言い訳もできずにいる
酒が回ってきたか？
ちくしょー…勝手に涙が…
年下の奴らの前で
泣きたくなんかないのに…
ﾕﾉ「ヒョン、スンアをすごく好きだったじゃん」
ﾎﾞｱ「自分が思うよりずっと
心に残ってて忘れられないんじゃない？」
ﾄﾞﾝﾍ「そんなに簡単に忘れられたら
ヒョンを好きだったスンアだって可哀想だよ」
ｼﾞｪｼﾞｭﾝ「うん、いいんじゃない？
Aのことを好きでも
スンアのこと、忘れないであげてよ」
心に引っかかっていた何かが取れた気がして
更に涙が溢れてきた
思い返してみれば…
Aを好きだと気付いた時
スンアへの後ろめたい気持ちが生まれた
その後ろめたさを
俺はずっと振り払いたかった
無理やりスンアを
思い出さないようにしてたかもしれない
忘れたくないって思ってたのに
忘れようと必死だったのかもしれない
スンアを忘れられなければ
Aを傷付けてしまうって思った
でも、そんなの自分への言い訳だ
俺はスンアへの罪悪感を背負うことに疲れたんだ
思い出の中のスンアとは
もうずっと向き合っていない
スンアを俺の中から消すことだけが
Aの側にいられる方法だと思ってたんだ
ﾎﾞｱ「まずは認めてあげよう
スンアちゃんを愛した心と時間を…ね？」
ﾄﾞﾝﾍ「Aを好きになったのは
似てるからでも重ねてるからでもないってこと
そんなこと、みんなわかってるから！！」
そうか…俺が一番わかってなかったんだ
スンアを愛した過去があったうえで
俺は今…Aだけを愛してるってこと
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ｨｭ(プロフ) - みいなさん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいて、すっごく嬉しいです^ ^チャニョル編、思いの外長くなってしまっててすみません！笑 (2020年7月7日 4時) (
レス) id: 96016f3247 (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - 大好きなグループが沢山出てきて嬉しいです！ほかのメンバーとの旅行編も楽しみにしてます！ (2020年7月6日 3時) (レス) id: 6dadd51152 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｨｭ | 作成日時：2020年6月19日 18時
