＊ ページ5
予定通り、鍵がかかっていない裏扉から屋敷の中に入ると
深｢うおっと｣
二人の衛兵が倒れていた。と、その横には向井と目黒。
向｢あーみんな！ちゃんと入ってこれてよかったわぁ｣
渡｢此奴ら死んでんの？｣
目｢いや、気失ってるだけっす。たぶん。｣
ラ｢たぶんなんだ。｣
目｢だって後ろからゴンってやったら伸びちゃったし｣
深｢…とりあえず奥に進もうか｣
一行が屋敷の中を進んでいくと
敵｢！？ 何者だ！｣
佐｢見つかっちゃったー！｣
そこからはどんどんと出てくる侍たち。
岩｢ッチ、埒があかねえなぁ…！｣
岩本はその大きな刀で数人を一気に横殴りにしてボヤく。
阿｢みんな！先に行ってて！｣
佐｢っ、阿部ちゃん！？｣
阿｢大丈夫！試したいこともあるんだ。｣
深｢よし、わかった！じゃあ阿部ちゃん以外行くぞ！｣
佐｢阿部ちゃん、絶対死なないでよ！｣
阿｢わかってる！それより早く行って！｣
宮｢よし、じゃあみんなちょっと退いててよ｣
そう言うと宮舘が持っていた短銃から背中に担いだ大型の機関銃に切り替える。
バババババババッ
敵｢うわぁ！｣
深｢よし！行くよ！｣
阿部ひとりを残し、八人が走り出す。
翔｢ハッハッ！涼太えげつねぇな！｣
向｢いつ見ても迫力あんなぁ｣
宮｢阿部には負けるよ｣
ラ｢え？｣
宮｢ほら、悲鳴が聞こえるだろ？｣
一人になった阿部はジリジリと壁際に追いやられていた。
敵｢ふっ、お前も惨めだな。仲間に置いていかれるなんてな｣
阿｢君たち馬鹿なの？…俺が壁際に来たのも作戦だとしたら？｣
敵｢…え？｣
阿｢…さぁ、新しく開発したこれを試したかったんだ。中途半端になってたらごめんね、っと！｣
阿部が懐から取り出した何かを周りを囲む敵たちに投げつけると
ドッカーーーン！と響く爆発音。
阿｢うんうん、威力は十分みたいだね。さて、今俺が投げたのは何でしょう？って、みんな聞こえてないか！｣
阿｢正解は…火を付けなくても爆発する火薬弾、でした！｣
部屋にいたほとんどの敵を爆発させた阿部は呆然とする残りの敵に向かって例の剣を抜いた。
数分後、阿部の周りには誰も立っていなかった。
阿｢俺の事弱いと思ってた？残念だったね｣
阿｢さて、皆のところに行かないと。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 766人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さすけん | 作成日時：2020年6月2日 1時
