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＊ ページ26
扉抜けて三人は少しずつ現れる妨害する敵をねじ伏せながら屋敷の奥へと進む。
岩｢阿部！どこへ向かえばいい？｣
阿｢うーん…こういうのは普通奥とか地下とか見つからないところにあるんだけど…
あ、あの人でいいや。目黒おねがーい｣
阿部の目線の先には一人の男。周りの雑兵に比べて着ているものが少し豪華なことや、何やら威張っているところから、何かを知ってるとみて間違いないだろう。
目｢了解｣
目黒は気配を消して男の周りの奴らを倒すと、戸惑っている男の右肩に手をかけた。そして目黒が力を込めると、ゴキュゴキュという嫌な音がして男がその痛みに悶える。目黒は男の右肩を外したのだ。
阿｢ありがとね、さて…連れ去ってきた子供たちはどこにいる？｣
にこやかに質問しているがその目は笑ってはいない。
『だ、誰が答えるか！』
阿｢ふーんそうなんだ。…目黒。｣
『うわぁぁぁ』
目黒が阿部の合図で左肩も外した。
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作者名：さすけん | 作成日時：2020年6月2日 1時
