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阿「照!目黒!奥の扉に!」

救出組の三人は相手を倒しながら奥の扉をめざした。それを補助する形で戦闘組が暴れる。




深「俺平和主義だからさ」
深澤はそうへらっと笑うと向かってくる敵の眉間を狂いなくぶち抜いていく。


深「一発で殺してあげる」




佐「はーい!皆さん頭上にお気をつけくださーい!」

敵がその声に上を見上げた次の瞬間には男たちの意識はなくなっていた。
佐久間が持っていた薙刀で五人を一気に倒したのだ。


佐「母ちゃんの武器だからな!最強ぴーまん!」




向「もーふっかさんもたくまくんもみんな怖いわぁ…」

深澤たちの戦いぶりを見て眉を八の字にする向井に体格が二倍程もありそうな敵が近づく。
『弱そうなのもいるじゃねえか…』

向「むっ!戦ってもないのに弱そうとか言ったあかんで!お兄さん一回戦ってから言ってや〜!」

『!?あっ、が…』

向井が相手の鳩尾を目にも止まらぬ早さで殴り、相手の巨体は床に沈んだ。


向「まぁ俺と1回戦ってから口聞ける人なんておらんねんけどな」




渡「はあ…また汚れんじゃん」

そうぼやきながら敵を斬り捨てていく渡辺。

『隙あり!』
と背後から襲ってきた敵の拳をさらりと避けその腹を斬った。


渡「ねぇその汚い手で触ろうとしないでくれる?」




宮「全く…一人相手に十人もなんて美しくないよ」

宮舘は自分を囲む敵に向かってそう呟く。

『ああ?』

その瞬間、周りの十人全員が崩れ落ちた。宮舘の持つ銃の銃口からは煙が上がっている。


宮「死に際まで美しくないなぁ」

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作者名:さすけん | 作成日時:2020年6月2日 1時

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