雅に涼風に揺れる花弁の如く たおやかに舞う ページ15
「…り、涼太様!?涼太様ではございませんか!」
珍しく雪桜隊の誰も仕事がない日の午後、宮舘とラウールは夕食の買い出しに来ていた。そこに老人、といっても五十代ほどだろうか、二人とすれ違った途端に宮舘を見てそう叫んだのだった。
ラ「…?舘様、知り合い?」
宮「…いや。人違いじゃないかな、。帰ろうか。」
ラ「でも涼太様って…」
宮「帰るよ。」
宮舘はその老人の呼びかけに応えることはなく、ラウールの手を引っ張って家路を急いだ。
だが、その顔にはいつもの温厚さはなかった。ラウールにはその表情を読み取ることは難しかった。
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さすけん(プロフ) - 佑妃奈さん» こんにちは!『雪は舞って闇に咲く』を読んでくださいってありがとうございます!お返事が遅くなってしまって申し訳ないです…。リクエストお受けしました!またお話を再開しようと思っていますので、暫しお待ちいただけたら嬉しいです! (2021年8月1日 19時) (レス) id: 0f2a41acda (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - すみません今更ながらもし機会があれば康二くんが元暗殺者としてピンチの時に活躍する話が見てみたいです。無理でしたらスルーしていただいて構いませんので。 (2021年7月4日 22時) (レス) id: 247892270a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さすけん | 作成日時:2020年10月20日 1時