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夜を待ち、向井と金内は妹が暮らしているところに向かった。
そこは金内と金内の妹が花街から逃げた後二人で暮らしていた家で、悪さをしていた連中には知られていなかったが、見つかるのも時間の問題だった。
向｢なぁ柊真、この後どうすんねん｣
金｢んーどうしよかなぁ。山奥で暮らすか…いっそ國の外出てまうか！｣
向｢なに言うとんねん、外なんて危険やん。言葉も通じへん聞いたで？｣
金｢俺が危ないんはどこも変わらんやろ笑 花魁連れ去った重罪人やし。國出るんは簡単や。去るもの拒まずがこの國。｣
向｢俺と一緒に浪花戻らんか？村上くんなら…｣
金｢それはせんわ。流石に急に出ていって帰ってきた思ったら妹連れて重罪人て。そこまで迷惑かけられんから｣
向｢そうか…｣
そんな話をしつつ、二人は粗末な小屋に着いた。
金｢ここや。…美桜！｣
美｢お兄ちゃん！｣
金内が戸を開けて中に声をかけると金内の胸に飛び込んできたのは、十八そこらの娘だった。なるほど、金内の妹といえばそう思える鼻筋のスっと通った様子や目の大きさだった。
美｢この方は…？｣
金｢ああ、康二やで。向井康二。俺の昔の相棒｣
向｢今も、な！｣
美｢そうなんですね。金内美桜と申します。｣
向｢ほんまにべっぴんさんやなぁ！｣
美｢ふふ、ありがとうございます！…お兄ちゃん今日は遅かったね｣
金｢あぁ、ごめんな。なぁ美桜説明してる暇ないねん、とりあえずこの町から出ることなった。｣
美｢そうなのね、わかった。そうかと思って用意はしたわ｣
向｢流石柊真の妹やな、賢いんや｣
金｢おっしゃ、行く…｣
深｢はーい、行かせないよ〜。｣
開けっ放しだった戸のところに居たのは昨晩刃を交えた深澤だった。
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さすけん(プロフ) - 佑妃奈さん» こんにちは！『雪は舞って闇に咲く』を読んでくださいってありがとうございます！お返事が遅くなってしまって申し訳ないです…。リクエストお受けしました！またお話を再開しようと思っていますので、暫しお待ちいただけたら嬉しいです！ (2021年8月1日 19時) (
レス) id: 0f2a41acda (このIDを非表示/違反報告)
佑妃奈(プロフ) - すみません今更ながらもし機会があれば康二くんが元暗殺者としてピンチの時に活躍する話が見てみたいです。無理でしたらスルーしていただいて構いませんので。 (2021年7月4日 22時) (レス) id: 247892270a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さすけん | 作成日時：2020年10月20日 1時
