episode_eight ページ8
｢取り敢えず大広間に行きましょうか｣
どうやらポッターとウィーズリーの手当はマダム・ポンフリーがやってくれたらしい。
ありがたく思いながら、Aとクィレルと一緒に大広間へと向かった。
職員扉の方から大広間へ入ると、丁度新入生の組み分けが終わったところだった。
｢……隣、失礼します先輩。｣
｢…………｣
この人は相変わらずの様だ。
本当にゴミを見るかのような目でこちらを睨んでくる。
人間をなんだと思っているんだこの人は、とAは苦々しい顔をした
しかし、今日は一層不機嫌なようだ。
｢……何かありました？すっごい険しい顔してますけど、｣
遠慮がちに聞くと、思いっきり睨まれ、それはもう視線で殺そうとする勢いだった。
｢……何故あの大馬鹿者らが退学にならんのだ。校長は何を考えている……っ｣
ギリッ、と歯軋りをする彼にああ、なるほど。と納得のいったAは少しだけスネイプに共感をしてしまった。
｢何か……大変そうっすね。｣
同情の目を向けてやると、スネイプはその顔にイラついたのか思いっきり横腹を肘で殴ってきた。
｢(いや何でだよ)｣
Aは痛みに悶絶しながら、歓迎会を終えたのだった。
｢空飛ぶ車｣事件はもう生徒中に伝わったらしい。
皆、その話を噂しており｢ポッターとウィーズリーは空飛ぶ車に乗って城中を飛びまわり、暴れ柳を避けながら襲い来るダイオウイカを退治した｣、と言う噂が流れるのも時間の問題だった。
ホグワーツに帰ってきた生徒達の顔は全く変わっておらず、いつもの顔がAの教室に座って授業を受けるのだった。
｢あー……今年度もよろしく。ってことで新しい教科書開け。｣
全くもって変わらなかった。
｢あ、先生！！！｣
黄色のローブがこちらへと走ってくる。
Aがよく知っている顔だった。
｢……ディゴリー。久しぶりだな。｣
｢お久しぶりです先生。休暇、どうでした？｣
｢仕事だらけだ。お前は……充実してたらしいな。｣
Aはセドリックから送られた手紙を思い出しながらそう言った。
どれも楽しそうな写真ばかりで微笑ましかったのを覚えている
｢はは……手紙読んでくれたんですね。｣
セドリックは少し笑いながらAの顔を見た
｢相変わらず、顔色悪いですね。｣
｢余計なお世話だ。｣
｢(……楽しそうですね)｣
影から微笑んでいるクィレルだった。
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みゅー - 初コメ失礼します。お久しぶりの更新とてもうれしいです！これからも頑張ってください。応援してます！ (8月6日 18時) (
レス) @page12 id: b95b337dc0 (このIDを非表示/違反報告)
桜子 - 久しぶりに見に来たら4話くらい増えてて感動です！これからも頑張ってください！ (6月29日 20時) (レス) @page11 id: b68e6ffcf4 (このIDを非表示/違反報告)
緑のコウモリさん。(プロフ) - 玲亜さん» ありがとうございます…(;´༎ຶٹ༎ຶ`)夢主先生はこんな感じかなと思いきって書いてみたんです😎😎そう言って貰えて嬉しいです💖👊 (6月22日 17時) (レス) @page10 id: e299aa47f9 (このIDを非表示/違反報告)
玲亜(プロフ) - ヤバァイ！寝てる夢主先生かわいすぎ… (6月18日 11時) (レス) @page9 id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
緑のコウモリさん。(プロフ) - TRIXIEさん» ネチネチはスネイプ先生のアイデンティティだと思ってるので😎😎😎コメントありがとうございます！(༎ຶ⌑༎ຶ) (6月18日 3時) (レス) id: e299aa47f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とある緑の生徒。 x他1人 | 作成日時：2023年1月21日 10時
