episode_three ページ3
マクゴナガルの部屋に行く途中、黒いローブを翻しながら歩いてくるスネイプの姿があった
｢貴様が朝方に部屋から出てくるなんて珍しい事もあるものですな...最近聞いた話によれば、どうやら授業を寝過ごした事がある、と。｣
Aはあの日のことを思い出しながら不器用うに口角を上げる。
スネイプはニヤリと笑った
｢教師ともあろう者が寝過ごした、と。言い訳は効きませんぞ？もう少し自覚を持って行動した方がよろしいかと。＿＿目が閉じない呪いでもかければ二度と寝なくなるんだがな。｣
｢遠慮します……｣
苦々しげにそう言うとスネイプは機嫌を良くしたようにAの横を通り過ぎて行った。
スネイプの後ろ姿にしっしっ、と払うように手を振ると向こうから呪文が飛んできた事はまた別の話。
｢失礼しまーす……｣
恐る恐るドアを開け、何が待ち構えているんだ、とAは青い顔をする。
部屋に入るとマクゴナガルは座っていた
｢お掛けなさい。｣
マクゴナガルはそう促す。
渋々座り、マクゴナガルを見つめた
｢あの……｣
｢ただの世間話です。そんなにビクビクされたら話したい事も話せませんよ｣
マクゴナガルはそう言ったが、表情は明るいものだった。
｢セドリック・ディゴリーと仲が良いと聞きました。彼は親しみやすいですか？｣
｢ああ……親しみやすいですよ。彼は皆に優しい、誰に対しても平等に接することが出来ます｣
｢彼をよく見ているようですね。｣
マクゴナガルは少し驚いたように言う
Aはそんな表情に首を傾げた
｢ですが……ノックをしないんです。｣
マクゴナガルは目を点にしたが、それからクスクス笑い始めた。
何がおかしいんだ？、ともう一度首を傾げる
｢生徒との交流は大事です。セドリック自身も貴方と話すのは楽しいと思っているはずですよ。｣
｢…少し、鬱陶しいですけどまあ好感を持ってくれるのはとても嬉しいです｣
｢貴方も、変わりましたね。｣
｢……そうですね。｣
それからマクゴナガルは杖をひと振りし、暖かい紅茶と分厚い新品の本がAの前に置かれた
｢これは……｣
｢最近仕入れた魔法薬の本です。ですが私が持っていてもあまり意味が無いので貴方に貰って欲しいのです｣
｢え、俺が貰っていいんですか？｣
｢役立つと良いんですが…｣
｢貰います。ありがとうございます｣
それからマクゴナガルとの会話を楽しんだ。
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みゅー - 初コメ失礼します。お久しぶりの更新とてもうれしいです！これからも頑張ってください。応援してます！ (8月6日 18時) (
レス) @page12 id: b95b337dc0 (このIDを非表示/違反報告)
桜子 - 久しぶりに見に来たら4話くらい増えてて感動です！これからも頑張ってください！ (6月29日 20時) (レス) @page11 id: b68e6ffcf4 (このIDを非表示/違反報告)
緑のコウモリさん。(プロフ) - 玲亜さん» ありがとうございます…(;´༎ຶٹ༎ຶ`)夢主先生はこんな感じかなと思いきって書いてみたんです😎😎そう言って貰えて嬉しいです💖👊 (6月22日 17時) (レス) @page10 id: e299aa47f9 (このIDを非表示/違反報告)
玲亜(プロフ) - ヤバァイ！寝てる夢主先生かわいすぎ… (6月18日 11時) (レス) @page9 id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
緑のコウモリさん。(プロフ) - TRIXIEさん» ネチネチはスネイプ先生のアイデンティティだと思ってるので😎😎😎コメントありがとうございます！(༎ຶ⌑༎ຶ) (6月18日 3時) (レス) id: e299aa47f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とある緑の生徒。 x他1人 | 作成日時：2023年1月21日 10時
