episode_for ページ4
No side
｢こらこら。マネージャーはお母さんじゃないんだから。それにさっきお弁当を食べただろう？｣
｢のり弁、小さかった｣
｢次は唐揚げ弁当がいい！｣
｢ワタシはハンバーグ弁当がいいです｣
｢シングルがランキングに入ったらね｣
｢それまでずっとのり弁か……｣
｢皆さん、仲がいいんですね。前からお知り合いだったんですか？｣
｢いいえ！殆どが初対面です｣
｢そうなんだ。すごく息があってたから……｣
｢そうだ、紡さん、Aくん。社長が呼んでいましたよ。社長室に行ってきてもらえますか？｣
｢社長が？わかりました。それでは一旦失礼しますね。行こうA。｣
｢はい。行ってらっしゃい｣
ニコリと笑う赤髪の彼をの横目にAは紡と共に部屋を出た
｢初出社ご苦労さま。紡くん、Aくん。｣
二人が社長室に着くと、小鳥遊音晴が兎の"きなこ"を撫でながら座っていた
｢二人共、早速だけどお父さんが見つけた七人、どうだった？｣
｢お父さんじゃなくて社長でしょ？｣
｢素敵な人達でした！きっと、沢山の人に愛されるアイドルになると思います。｣
｢Aくんは？｣
『……………知らない』
｢もー、A！｣
紡に腕をコツンと小突かれる
それでも知らん顔で社長を見つめていた
｢そうか。良かった｣
｢じゃあ、早速オーディションして四人落としてくれる？｣
｢はい！早速……四人落とす！！？｣
｢な、何で！？七人でデビューするんじゃないの！？｣
｢よく考えたら七人って多すぎでしょ。名前だって覚えらんないし、経費だって倍かかっちゃうしさ。｣
｢でもっ……｣
｢七人の小人よりも三銃士の方が格好着くしね。それじゃあ、頼んだよ｣
｢ちょ、ちょっと待ってください！｣
｢売れそうな三人を選ぶんだよ〜｣
と言い残し、社長は部屋から出ていった
紡を見ると唖然とした顔をしている
Aは社長が居なくなった扉を見つめるだけだった
｢オーディション！？｣
赤髪の彼が驚いた声を上げる
｢どういう事ですか？私達七人でデビューするんじゃないんですか？｣
｢ごめんなさい！本当にごめんなさい……！｣
｢そんな……｣
｢マネージャーを責めても仕方ないよ。……わかりました。オーディションの準備をします｣
｢oh......昨日の味方は今日のエネミーです……｣
｢アンタらのうち四人、今日でさよならか｣
｢なんで自分は受かる前提なんだよ！｣
｢受かりてぇし……｣
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まい - 続きが楽しみです！これからも頑張ってください‼︎(*´∇｀*) (8月26日 16時) (
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作者名：とある緑の生徒。 | 作成日時：2023年1月3日 12時
