episode_three ページ3
No side
｢はーい！みんなそこまでー。マネージャーを紹介するよー！｣
｢そこまで……って聞いてないな……｣
｢リク！シュートです｣
｢入れさせねぇ｣
｢入れ……！｣
ガコンっと音がした
ボールがゴールに入ったのだ
入ったと同時にホイッスルの音が響く
｢試合終了ー。12対12で同点ー。｣
｢ワンダフル！やりましたリク！同点に追いつきました！｣
｢最後、決まったな｣
｢はあ……はあ……あはは！みんなのおかげだよ！｣
｢勝てると思ったんですけど……｣
｢くそ……レフェリー、延長戦。｣
｢延長戦！｣
｢つきあいきれないっつの。｣
｢はい、ご苦労さま。みんなこっちに集まって……陸くん？｣
｢は……っ、は……っ、｣
｢大丈夫かい？｣
｢……っはい、大丈夫です｣
｢はは……汗びっしょりだね。いい試合だったよ｣
｢さて、君達のマネージャーを紹介するよ。小鳥遊紡さんと小鳥遊Aさんだ｣
｢あれ、さっきは居なかった……てか小鳥遊って……｣
｢小鳥遊紡です。新人で分からない事ばかりですが、よろしくお願いします。みんなの試合凄く感動しました！真剣で、一生懸命で、誰からも目が離せなくて……｣
｢ワタシも貴方から目を離せませんでした。美しいマドモワゼル。｣
｢ひゃっ……｣
金髪で美形の彼が紡の腰に手を回して引き寄せると、指先にキスをした
｢よく聞いて、マイガール。指先に送るキスはただの挨拶ではありません。2人の愛のプロローグ……｣
｢よせって、困ってるだろ！｣
｢oh、ミツキ。恋の邪魔はいけません｣
｢まったく……アンタの国のやつみんなそんななのか？｣
｢そうですけど、何か？｣
｢はい。2人ともそこまでにして、そこで立ってる黒髪イケメンさんは？｣
2人の間に入って緑色の彼が話を止める
『………小鳥遊A。』
｢それだけ！？｣
と、オレンジ色の彼が驚いて言う
紡も驚いたようだ
｢えっと！Aとは兄弟なんです！ちょっと人見知りが過ぎるだけで……｣
｢いいって、いいって……にしてもマネージャーかぁ。こんな若い子でも大丈夫なのか？｣
｢新人だとも仰ってましたよね。｣
｢あ、あの……ええと……｣
『…………』
｢年齢は関係ないよ。しっかりした感じの子じゃないか。よろしくお願いします。マネージャーさん達｣
｢よろしく！さっきは応援してくれてありがとう！｣
｢は、はい！｣
｢なぁ……マネージャーお腹空いた｣
｢え！？｣
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まい - 続きが楽しみです！これからも頑張ってください‼︎(*´∇｀*) (8月26日 16時) (
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作者名：とある緑の生徒。 | 作成日時：2023年1月3日 12時
