光と闇の狭間で何想フ【文スト×暗殺教室】

１２.本物の暗殺者とターゲット ページ13

・





大体、初心者が銃弾をマッハ20のターゲットに当てるなんてよほどの才能がなければ無理。
　
　
それにくわえ、あんな狙いの定まっていない撃ち方じゃ当たるわけないわ。
　


　
『中也、ココは″本物″の殺し方を教えてあげない？』


中也「…俺がどう言おうが結局手前に付き合わされるんだろ？」


『おっと、勘が良い』
　

中也「手前…いつもの事だろが」
　
　
殺「さて、転校生が来ています。入ってきてください」
　
　
　
　
私と中也はすぐには入らなかった。
　
　

　
殺「にゅや？入ってきてくださーい！…変ですねぇ」
　
　
　

ターゲットは扉に向かってゆっくりとあるって来る。
　
　
さあターゲット…その扉に触手を添えろ。
　

そして開けろ。
　
　
ちょっとだけ遊んであげよう。
　
　


ｶﾞﾗｯ
　

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ
　
　
　

殺「にゅや！？」

　
全-貴中「「「！！」」」
　
　
　

私と中也は、ターゲットの顔に向けて発砲した。
　

でも、当たったのは触手だけだった。
　
　
発砲した直後、触手で防いだみたい。
　
　
　
　
『顔を狙ったはずなんだけど…外れ』
　

中也「ﾁｯ…」
　
　
　
　
生徒達がこっちを呆然とした顔で見ている。
　

なんだらその間抜け面は。
　
　
　
　
殺「如月さん！中原君！何をするんですか！先生びっくりしました！」
　
　
中也「あ″？何って…暗殺に決まってんだろ？手前を殺す為に俺達は此所にいんだよ」
　

『そうだよターゲット』
　
　
殺「ターゲットじゃありません、殺せんせーです」
　
　


殺せんせーか…


まだ分かっていないらしい。
　
　
　

『私達は暗殺者で貴方はターゲット』
　

中也「それ以外の何者でもねぇだろ？」
　
　
　

そう、私達は貴方を殺すために此所に居る暗殺者。
　

貴方は殺される為に此所に居るターゲット。
　
　
それ以外なんたというんだ。
　
　


殺「にゅ…君達は先生の生徒です。」
　
　
　

くだらない。
　

超生物が教師面してんじゃないよ。


馬鹿馬鹿しい。
　

何が教師だ。


モンスターに変わりはないだろう。
　
　
　
ターゲット…君はターゲット以外の何者でもない。
　









私は貴方の生徒になった覚えはない。
　
　
　


　

１３.自殺マニアと理想主義者→←１１.マッハ20の超生物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す