つづき ページ37
藍｢こんばんわー｣
丁度近くにあったホテルに入った。深夜に行ったこともあり、ホテルのロビーには利用客がいなかった。
S｢5人なんですけど。部屋空いてますか？｣
「5部屋ですと…すいません、空いてないみたいです」
……いや、白濱何であわよくば1人1部屋獲得してりょーに払わせようとしてんの。
ドSか？
K｢おっきい部屋とか空いてませんかね？1つあればええんですけど｣
「1部屋でしたら空いてますが…広い部屋ですよね？お値段ちょっと高くなりますがよろしいですか？」
R｢えっ｣
藍｢問題ないです、お願いします｣
「かしこまりました。ではお会計の方――」
りょーの声には聞こえない振りをして、後のことはすべてりょーに任せる。俺たち4人は受付から少し離れてホテル内を見渡す。
一般的な、普通のホテル。掃除が行き届いていて綺麗というのが印象に残った。アタリだったな〜〜いぇい( * 'ｰ' )
R｢はい、鍵〜〜｣
Y｢お、行こう｣
ゆーまがりょーから鍵を受け取ってくるくると器用に回す。
着いたところは広かった。
S｢おー｣
Y｢すっげぇ｣
感嘆の声をあげたのがガブリで、声をあげるわけでもなく部屋の中に走りだしていったのがブリブラ。俺？俺は、そんなSLHを笑って見てます。
ドアを開けると、さほど大きくはないものの廊下が広がり、廊下右手には2つドアが設置されていた。恐らくトイレとバスルームだろう。
そのまま廊下をまっすぐ進むとまたドアがあり、その先がメインルームのようだ。
キングサイズ？ダブルサイズ？詳しい名称は分からないが大きいサイズのベッドが2つ、部屋の奥の左手に並んで設置されている。
右手には適当なサイズのドレッサーがあり、部屋中央にはお洒落なテーブルがあった。
部屋自体は南向きの部屋で、そこの壁一面が窓になっているような仕様になっていた。
ベッドに寝転んだ状態で左を向けば、嫌でも綺麗な空が見れるというわけだ。
月や太陽を目的として来た俺としてはとっても良い部屋だ。
藍｢いやぁ凄いね｣
R｢なー！？｣
俺が入ったときにはりょーは既に中にいて、ベッドをバフバフ叩いていた。
Y｢人の金で泊まるホテルとか最高以外の何者でもない｣
藍｢それな｣
Y｢( ◞´•௰•`)◞｣
藍｢( * 'ｰ' )｣
K｢あれしらはんは？｣
S｢うわぁぁぁぁああああ！？｣
R｢どおした！？」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
次回、しらはんの身に何が…！？！
(先に言っておきます、しょうもないです)
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作者名：りーる | 作成日時：2020年1月2日 12時
