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#1 ページ3

「またね。」


「忘れないでね。」


「また_________しようね...」











夢をみた





一人暮らしを始めてから



毎日同じ夢を見ている。











ピピピピ

AAはアラームと同時に起床した。
..
A「...」


Aはいつもより落ち着きの無い様子で目が覚めた。数ヶ月前義務教育を卒業した。今日はAがこれから通う湘北高校の入学式。


A「緊張しちゃうな..」



思わずひとりごとを呟き新しい制服に腕を通した。




準備はいつもと変わらない。





身支度を整え
ご飯を食べる。


時間になったら家を出る。


A「行ってきます」


これは


いつも通り


ではない。

いつものいってらっしゃいが聞こえない。

一人暮らしにはいつまでも慣れない気がする。



家を出ると



茜「おはよ」


小さな頃から親友の茜だ。


私が神奈川の高校へ来た理由



茜と同じ高校に通うためだった。



2人で歩く道


これから毎日一緒に居れるなんて私にとってすごく幸せなことだ。


1ヶ月に1回は会ってたものの、足りるわけが無い。


こうやって同じ制服で2人で歩けるのは当たり前じゃないということが身に染みる。

A(神奈川にきてよかった...!)

ここへ越してきて数週間

まだ見た事ない景色がたくさんある。


環境が変わることが思い知らされる。



A「高校生だね」

茜「うん...」






もどかしさも覚えながら







Aの高校生活の幕が開けた瞬間だった。

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作者名:ももちゃ | 作成日時:2022年12月20日 21時

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