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「またね。」
「忘れないでね。」
「また_________しようね...」
夢をみた
一人暮らしを始めてから
毎日同じ夢を見ている。
ピピピピ
AAはアラームと同時に起床した。
..
A「...」
Aはいつもより落ち着きの無い様子で目が覚めた。数ヶ月前義務教育を卒業した。今日はAがこれから通う湘北高校の入学式。
A「緊張しちゃうな..」
思わずひとりごとを呟き新しい制服に腕を通した。
準備はいつもと変わらない。
身支度を整え
ご飯を食べる。
時間になったら家を出る。
A「行ってきます」
これは
いつも通り
ではない。
いつものいってらっしゃいが聞こえない。
一人暮らしにはいつまでも慣れない気がする。
家を出ると
茜「おはよ」
小さな頃から親友の茜だ。
私が神奈川の高校へ来た理由
茜と同じ高校に通うためだった。
2人で歩く道
これから毎日一緒に居れるなんて私にとってすごく幸せなことだ。
1ヶ月に1回は会ってたものの、足りるわけが無い。
こうやって同じ制服で2人で歩けるのは当たり前じゃないということが身に染みる。
A(神奈川にきてよかった...!)
ここへ越してきて数週間
まだ見た事ない景色がたくさんある。
環境が変わることが思い知らされる。
A「高校生だね」
茜「うん...」
もどかしさも覚えながら
Aの高校生活の幕が開けた瞬間だった。
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作者名:ももちゃ | 作成日時:2022年12月20日 21時