検索窓
今日:10 hit、昨日:6 hit、合計:24,107 hit

#15 ページ17

そうして無事流川に家まで送り届けてもらった。







A「こーして送って貰うの2回目だね」
流川「そーだな」
A「気をつけて帰ってね」
流川「おー」










流川が見えなくなったので

残りの学校の準備をすべく自分の家へ入っていく。

胸のドキドキはすぐに収まるはずもなく、

もちろん体の熱も冷めそうにない。







A「あ゛〜やばい。やばすぎる。」






幸せすぎるが故に爆発しそう。





かっこよすぎるの。流川くんが。










...考えても仕方ないか。








別にどうなりたいとかは明確にあるわけじゃないし。



















冷静になって、ふと時計を見ると家を出る時間になっていた。




A「ふぅ、いってきます。」



帰ってこない挨拶に苦笑いをこぼす。


そう気にしてても仕方がない。いこう。





ひとりで住むのには勿体ないくらいの豪邸に鍵をかける。





A「あっ!あかね〜!!いたいた!!!」
茜「んふ、A!おはよう!」
A「おはよ!」




Aは茜と合流しいつもの道となるであろう道を2人で歩く。





他愛のない会話を交えながら歩く。





が茜はなにか考えごとをしているようだった。






そうして茜は痺れを切らしたかのように口を開く。こんな風な茜を見るのは滅多にない。どうしたんだろう。と心配をしてしまう。






茜「A...。なんか違う。なんかあったでしょ。」


と真っ直ぐ見つめて問いかけてくる。



茜に隠す必要は無い、と思い、

昨日あったことを全て話した。




それを聞かせると茜は豆鉄砲を食らったような顔をしていた。



茜は私に何を求めていたのだろうか。



茜の返答は

茜「え。それだけ、、!?!?」

だった。


A「え。うん。」

茜「びっくりした。ネガティブな方向かとおもっちゃった。」

A「全然だよ。心配してくれてありがとう茜。」

茜「ん。いーえ。」


A「私が流川くんのこと、えと、そのー...スキっていうのには驚かないの?」


茜「んー。別に?気づいてたし。」



親友の洞察力は恐るべし。

#16→←#14



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (41 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
180人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ももちゃ | 作成日時:2022年12月20日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。