天使の妹は [完結]

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『……あ！』

次の日、音楽祭の控室通路で
後ろから驚いたような声が聞こえて振り返れば


LK「…A…さん、とジョンハン先輩！」
慌てて頭を下げた
え？俺が慌てて頭を下げたって？
当たり前じゃん、先輩相手だし、ちょっと驚いたし←

😇「昨日、Aの事助けてくれたんだって？
ありがとう^^」

……その笑顔って、本物ですかね？←
俺達、そちらのマンネ先輩とうちの豚兎との会話から結構色々と聞いてはいたんですけど…



CB「ジョンハニヒョンのもう1人の妹さんで、かなり可愛いんだけど、自分じゃ気付いてないんだと、」
HJ「普通気づくでしょ？」
BC「ジョンハニヒョンの顔みてたら、そうでも無いかも…とか思ってんのかな？」
FL「え？あれはどう見ても可愛いよね？」
HN「かなり可愛い←」

CB「気付いてないから、行動が自由すぎると」
LK「あんな時間に1人で外歩くのは自由だな」
IN「あれは襲われるのも納得です」
SM「襲っていいわけじゃないけどね」

CB「だからジョンハニヒョンは妹溺愛なんだって、」
IN「あれだけ美人なら溺愛しちゃいますよね」
HJ「確かに」
HN「分かる」



なんて、
でも今日は隣にヒョンがいるし
昨日のこともあるから捕まってるのか？


『昨日は本当にありがとうございました^^』
そう言って微笑んだ顔は本当に天使
マジでジョンハニヒョンの妹だな、本物の天使みたいだ
なんて柄にもないこと考えてしまった

LK「…………」
CB「昨日のあれ以外、怪我はなかったですか？」
😇「……怪我？」

……怪我の事、内緒にしてた？
いや、S.COUPSにも手当って言ったし…、伝わってるだろ？

『オッパ、この手と膝だよ、』
😇「ああ、それか…これだけで済んで良かったよ…」
BC「本当に…」
😇「危うくそいつ探し出して落とし前つけなきゃいけないところだったよ…」
BC「…………」


普段のぽやぽやしたジョンハン先輩はどこに！？
え！？
今俺が見てるこの人は誰！？

…ディノの言ってた妹溺愛って、マジな話だったんだな
でも、これならこの子も相当苦労してそうだよな…

『あ、リノさん、今度改めてお礼しますね』
LK「…え？俺ですか？」
『え？助けてくれたの、リノさんですし…』
LK「…あ、まぁ、そうですけど…」
『あ、皆さんにお礼しますか！』


…確かに相手を蹴ったのは俺だけど
Aさんを手当しなきゃって担いだのはチャンビニだし、
手当したのは…チャニヒョン？だっけ？

俺だけがお礼される事じゃないし

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